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ラモーナとおとうさん自信を持っておすすめしたい みんなの声

ラモーナとおとうさん 作:ベバリイ・クリアリー
絵:アラン・ティーグリーン
訳:松岡 享子
出版社:Gakken Gakkenの特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2001年
ISBN:9784052015755
評価スコア 4.5
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  • ラモーナ2年生に!

    元は「がんばれヘンリーくん」という児童書が1950年にアメリカで発行され,そのヘンリーくんの友達ビーザスの妹がこちらのラモーナでした。
    すっかりラモーナの成長が主体のシリーズになったようです。
    ヘンリー君シリーズは陽気なアメリカの様子が感じられましたが,ラモーナシリーズはお父さんの失業や家庭環境の変化に伴う子供の心情なども描かれています。

    投稿日:2018/10/15

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  • 家族の一員としてのラモーナ

    ハチャメチャだったラモーナも2年生になり、少し落ち着きました。
    今までは、自分のこと中心に考えて行動していたラモーナでしたが、
    この年になり、徐々に家族のことも織り交ぜながら、家族の一員として振る舞うようになりました。
    とは言っても、まだ子どもは子ども。時に、失業して家にいるおとうさんと衝突しながら成長していく姿が上手に描かれています。
    子どもの気持ちを、うまく汲み取り表現してある作品です。

    途中、我が家の5歳の娘は、ラモーナとおばさんとのやり取りを読んだところで大爆笑。ラモーナ節は健在です。

    投稿日:2010/02/05

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  • 二年生になったラモーナ

    二年生になったラモーナのお話です。

    息子も同じ二年生なのでタイムリーかなあと思いました。

    でも、息子はどちらかというと少しばかり落ち着いてきたラモーナよりも、小さい時のはちゃめちゃぶりの方が好きみたいです。

    ヘンリーくんシリーズが陽気なのに対して、ラモーナの成長シリーズはどちらというか、トーンが暗めな気がします。

    女の子と男の子という違いだけでなく、ラモーナの家庭の変化が大きいからです。

    お父さんの突然失職から話が始まったこともあり、家の中にピリピリしたものがあるからです。

    すべての家庭がそうではないと思いますが、日本の今の社会情勢と似たところもあるように感じられました。

    ただ、全編にわたって暗いわけではなく、希望のある終わり方だし、家族の温かさも感じられてよかったです。

    作者のクレアリーが、ラモーナのことを愛して書いているのが伝わってきます。

    投稿日:2010/01/16

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