「こねこにこにこねどこでねころぶ」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

リズミカルで口の中で転がるような言葉たちです。
ナンセンスなフレーズでも想像できてしまうのが魅力。
早口言葉で繰り返すとかみそうになるので、読み聞かせのトレーニングにも重宝しそうな絵本です。
絵も楽しいですね。

表紙のシンプルさと、「ことばあそび」という言葉に惹かれて、
３歳の娘の為に図書館から借りてきました。

が、

「言葉あそび」というよりは「早口ことば」で、
「３歳の娘」と読むよりは、「８歳の息子」と読んだほうが、
楽しかったかもしれません。

「かなりあかるいとなりのカナリア」
「いつかかいたいがいこくのがいこつ」

読み聞かせる私も、ついつい負けじと早口になり、
なのに、「がいこくってどこ〜」なんて呑気な質問をする
３歳の娘。

「日本じゃないところっ」と早口で説明し、
ささっと次のページへ。

やっぱり、８歳向けだな。

シンプルさと、文字の少なさにだまされてはいけません。
これは小学生でないと十分楽しめない一冊のようです。

タイトルからも想像できると思いますが、早口ことばちっくな言葉あそびです。
やっぱり、さすが石津ちひろさんという感じでした。

さくらをモチーフにしたことばあそび『ひるにひらひらちるさくら』。
なんとも美しいですが、なんと！次のページに夜桜バージョンが！！
これには、感動しました。

そんな、芸術ともいえるモノから、くすっと笑えるものまで、ほんと幅が広いです。
娘も、石津さんの名前を覚えるほど、我が家ではお馴染みの作家さんです！

娘は、「わたしがよむ！」と、自分から読み聞かせてくれました。
ことばあそび楽しいです！

息子と二人で挑戦しましたが、言葉の切れ目とか意味をまず考えてそして口にしてみても意外に難しかったです。

口の動きの練習になるかもしれませんね。

息子は「勝負！」と言って張り切ってやっていました。

絵の助けもあるので、わかりやすいです。時々クスッしてしまうようなユーモラスなものもあり楽しかったです。