「えほん寄席 愉快痛快の巻 ／ CDつき！！ 」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

収録されている落語の面白さと、それぞれの演目ごとに絵の作家が違うというゴージャスな絵本です。
演じる参考にしようとばかりに、付録のＣＤをかけたら、これはいけません。
子ども用にアレンジされた落語を、本当の落語家さんが演じていらっしゃる。
どう考えても叶うはずありません。
聴いて、読んで、見て、楽しむことにいたしましょう。
どれも面白いので、子どもたちにもお薦めです。

えほん寄席は私も娘もお気に入りで、出囃子と太鼓の音も口で言って読んでいます。
この本に掲載している５話の内、特に「池田の猪買い」と「やかんなめ」は娘は大爆笑しています。
「池田の猪買い」は鉄砲を撃つ前の客と六大夫さんのやり取りの場面が特に面白いです。
「やかんなめ」は登場人物が若い女性とお侍で、高い裏声と低く野太い声を使い分けて読んでいると楽しくなりました。
ＣＤは車で聞いています。

テレビの影響ですっかり落語が好きになった息子。
この「えほん寄席」はシリーズで出版されていて、シリーズで気に入っています！
CDもついているので、CDを聞いて楽しむのいいし、
絵本を読むのも楽しいです＾＾；

特にこの愉快痛快の巻には、
息子も私も大好きな長谷川さんが挿絵を描いている落語
「たぬきのサイコロ」が収録されているので大好きです。

「あたごやま」や「やかんなめ」なども面白い落語ですね。
落語の面白さが、子供にでもわかりやすいように展開されていて、
それがいくつも収録されているので、すごくお得だなあ〜と感じます。

それと、どの落語にも1ページほどの解説がのっているのですが、
それを読むと、このえほん寄席に掲載されている落語は、
子どもに少しでもわかりやすいように、内容を変えてあったりするようです〜。
そういうのってすごいなあと思いますし、
そういうのを通して、息子にとって落語が身近になっているようです＾＾；
この絵本を読むと、いつか生の寄席にぜひ行きたい！！
と思います。