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10件見つかりました
空の写真と手描きのイラストの組み合わせが、とてもおもしろい作品です。 雲の写真がきれいです。 雲って、こんなにたくさんの表情があるのですね。 ストーリーとしては、辻褄のあわないことも多少ありますが、そこは「くもの世界」のことです。 不思議なものということで、なんとなく受け止めました。
投稿日:2011/09/02
写真にイラストが、とても新鮮な感じがしました。そして、物語の内容も、まさかの展開です! どうなってしまうのか、と夢中で読み進めていけば、ほっとするラストでよかったです。 くものこどもたちとの様子が、子どもの頃、いつか、ゆめでみたような世界にも思えました。 バーニンガムの絵本は、忘れてしまった子どもの頃のなにかを思い出せるような気がしてはっとします。
投稿日:2016/12/04
写真と絵が混在するイラストがとっても不思議! 初めてみて驚きました。 まるで雲の世界がほんとにあるような、そんな幻想的な世界観にすっかりのまれてしまいます。ただただイラストに見入ってしまいます。 想像力をかきたてられる素敵な絵本です。
投稿日:2016/01/22
風景写真にバーニンガムさんのほのぼのした絵が描きこまれて、不思議な絵本になっています。 家族で山登りしたアルバートは、つまずいて崖から落ちてしまいます。 そそり立つ絶壁の姿に、思わず息をのみます。 アルバートを助けた雲の子どもたち。 雲の上の生活から、なんだかアルバートの死を想像してしまったのですが、気が付いたら家族が周りにいました。 くものこどもたちが助けてくれたのですね。 良かったです。
投稿日:2012/11/26
6歳の子どもにとっては抽象的なお話に感じたようでした。 でも子ども達のイラストと空や雲の実写をまじえたページが気に入ったようではありました。 つかの間、黄泉の世界を旅してきた子どもの見てきた世界 ・・・ということですよね。 なんとも不思議な大人にはなんともしみじみと感じ入るところがありますね。 不慮のことでこの世を去ってしまった子たちは こんな風に楽しく過ごしているのだと思うと救われる気はしますが。 とても深いお話ですね。
投稿日:2009/04/30
アルバートは、とうさんとかあさんと、雲が目の下に見えるくらいに、高い高い山の上にいました。ところが、アルバートがつまづいて、崖から落ちてしまったのです。とうさん、かあさんは、一生懸命探したのですが、見つかりませんでした。でも、運よく、アルバートは、雲の子どもたちに助けられていたのです。 背景は写真です。そして、人物は、切り絵で描かれているところが、この絵本の特徴です。 ドキドキしたり、涙を流したり、いっしょに楽しい経験をしたりと、場面の移り変わりとともに、色々な気持ちを味わうことができます。 こんな世界が、高い高い雲の上にあったとしたら、本当に素敵だなと思いました。
投稿日:2009/03/06
素敵な写真とジョン・バーニンガムさんのふわふわした感じの絵が本当にマッチしていてとても魅力的な作品でした。空の色と子供達がとても自由奔放に時間を気にせずやりたい事を主人公と一緒にやっている所がとても幸せに満ちていて素敵でした。雲の上の感じってこんな感じなのかな?と想像に耽ってしまいました。一番感動したのは主人公が放った言葉でした。愛してくれているお父さんやお母さんがいるから、自分が帰った時に温かく迎えてくれるからこそ子供は心おきなく遊ぶことが出来るのだと思いました。親のあり方を学べる絵本でした。
投稿日:2008/08/13
がけから落ちてしまったアルバートと、嘆き悲しむお父さん・お母さん。死んでしまったんだろうかと親の立場になって読んでしまいました。わが子がいなくなる悲しみ、底知れないものがあると思います。 でも、アルバートはくもに助けられてとっても心地よい空間にただよいます。これは天国?リアルな空とくも、それに浮かぶ、描かれた子どもたちの組み合わせが、なんともいえず、非現実的な世界へ連れ込まれてしまいます。死んだあとって、こんな平安がまっているのかなって気にもさせてくれます。 この本から現実の世界と死後の世界を、なんの隔たりもなく受け入れることができればいいなあと思います。この世から離れるときにもう一度この本にめぐりあえればいいなあなんて、思っちゃいました。
投稿日:2008/03/11
写真に絵が書いてあり、そこに貼り絵をしてあるので、とっても不思議な雰囲気です。 いきなり、ショッキングな事故がおきて、どきどきしました。 でも、子どもに優しいバーニンガム、子どもを傷つけるようなお話にはしません。 無事に助かったアルバートくん。 くものこどもたちと、すっかり打ち解けて楽しく過ごします。 でも、おとうさん、おかあさんに会いたくなって帰って行きます。 おまじないをちゃんと覚えていたら、また雲の上に行けるのかな。 でも、そう簡単に行けないから、おまじないも難しいのかもしれないです。 やさしい女王さまが、今度は迎えに来てくれるかもしれませんね。
投稿日:2007/06/07
バーニンガムの作品の中で、一番好きな作品です! なんていっても、写真に絵を切り貼りした(と思われる)作り方がとってもステキ。 バーニンガムの絵と写真で、違和感があるはずなのに、それがとてもいい味を出しているんです。 ちょっとこの絵本の魅力を言葉で伝えるのは難しいです。 バーニンガムの絵と、写真…ぜひ、実物を手にとって見ていただきたい絵本です!
投稿日:2006/09/16
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