「ねずみ3きょうだい おつかいロボだいさくせん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

ねずみの3兄弟が、お使いロボットを開発（！）するストーリー。
とはいえ、なかなか本格的です。
モノづくりのティム、プログラミングのビット、くいしんぼう（！）の末っ子。
この個性あっての開発となるのですから、すごいすごい。
動機付けもあり、野良猫という障害もあり、それをクリアするのもいい塩梅。
いろいろ工夫する、この視点が大切です。
もちろん失敗もありますが、それは成功への道しるべ。
前向きな余韻がうれしいです。

アベベのぼうけん、が好きで何度も読んでいる息子、こちらもプログラミング的な要素があるので気に入ったようです。今注目のAIをさらっと活用しているのもいいですね。難しくなく、楽しいお話として読めるのでおすすめです。

「うろおぼえ一家」シリーズの出口かずみさんのとぼけた雰囲気のイラストが大好きなので、こちらも読みたいと思いました。
まちはずれに住むねずみの３兄弟。末っ子が食べてしまったリンゴを買うために町に出たいと思うのですが、ねこのブッチーが狙っているため、困ってしまいます。
そこで考えたのが「おてつだいロボ」。これで外に出なくてもお買い物できる！と思うのですが……。
プログラミングが得意な兄弟がいると言うのが、今時だなと思いました。とても楽しいおはなしです。