「クリスマスのうさぎぼうや」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

お友達がほしいとお星様にお祈りするニコラに、ちょっと切なさを感じました。クリスマスの設定なのが余計そう切なく感じてしまうのかもしれません・・・・・　同じく雲の上のうさぎも、そう思っていたので、サンタさんの計らいでお友達になれてよかったです！柔らかい絵が凄く素敵でした。

「友達が出来ますように」だなんて…。プレゼントとして届けられたうさぎぼうやは冒頭の少年と友達になる事が出来ましたが、これを手放しでめでたしめでたしと言っていいものなのか、若干腑に落ちない点はありますね。笑

図書館の年末年始の休業が終わって大量にクリスマス絵本が返却されていました。その中で、息子が選んだのがこれです。

お友だちのほしいうさぎぼうやが雲たちに声をかけます。雲のふわふわ感がとてもよく出ています。私がすきなのは、うさぎぼうやがひつじくもと一緒に虹のすべり台を下りる場面です。とても色使いがきれいだと思いました。

流れ星がもみの木の上に落ちるのもとてもクリスマス的。幻想的で美しい絵にうっとりしました。

ラストも心温まる感じで読後感もよく、絵も感じがいいので、クリスマス絵本としてお勧めします。

クリスマスの夜のこと、ニコラはひとりぼっち。
友達がほしいとお星様に祈ります。
高い高い空の雲の上にうさぎぼうやもひとりぼっち。
うさぎぼうやは友達探しの旅にでかけます。
いろんな人と出会ってたどり着いたのがサンタさんの所。
そしてサンタさんが連れて行ってくれたところは・・。
「ぼくのともだち、おつきさま」でお馴染みのダーハンさんのクリスマスの絵本です。
もう絵もお話もとびきりのかわいさ！
娘は絵本を読んでいる間中、「私がうさぎぼうやの友達になるっ」と言ってました（笑）。
最後のサンタさんの言葉がすてきです。
読んだ後、とても幸福な気持ちになります。
私は裏表紙の絵がとても好きです。
クリスマスの時期にぜひ読んでほしい一冊です。