てのひらむかしばなし こぞうのはつゆめ自信を持っておすすめしたい みんなの声

てのひらむかしばなし こぞうのはつゆめ 作:長谷川 摂子
絵:長谷川 義史
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\836
発行日:2008年12月
ISBN:9784001163872
評価スコア 4.36
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みんなの声 総数 21
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  • 展開の早さに注目

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    昔、お寺に和尚さんと小僧さんがおりました。
    3人の小僧さんの名前は、ちりん、ほこりん、もっこっそー。
    名前も姿もとっても面白い小僧さんたち。
    息子もプププッと笑っていました。

    和尚さんに初夢を話さなかったばっかりに、
    小僧は川に流されてしまいます…たどり着いたのは鬼が島!
    和尚さんの行動には、びっくりさせられっぱなしです。

    あれよあれよという間に、話が展開していくので
    目が離せません。

    さすが長谷川摂子さんの作品です。

    てのひらむかしばなしなので、子どもの手のひらサイズです。
    3歳位のお子さんからおススメです。

    投稿日:2010/10/30

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  • 毎年お正月に

    「てのひらむかしばなし」のシリーズは、昔話が長谷川摂子さんのリズムの良い語り口調で語られているので、どれもとても読みやすいです。
    いろんな作家さんがイラストを描いているというのも魅力の一つ。小さめサイズで手軽に読めるというのも気に入って、我が家でよく出番のあるシリーズ。
    こちらは長谷川義史さんの可愛らしいイラストで楽しめるお正月のお話。毎年、お正月になると部屋に飾っています。
    見るたびに、今年はどんな初夢を見た?なんて家族で話すきっかけにもなっています。

    投稿日:2023/01/04

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  • す、凄い話だ!!

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子6歳、男の子3歳、女の子0歳

    とっぺんぱらりのぷう、ってこういう結末の時に使うんですね!この時代は一夫多妻制という認識でまちがいないでしょうか。口が固くしっかり約束を守った彼は本当に素晴らしい。このお話の中で一番ろくでもないのは和尚さんでは?笑

    投稿日:2017/12/25

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  • こんな昔話ははじめて知りました
    おもしろい展開でした

    しかし 和尚様は三人の小僧さんに はつゆめの呪文を教え 夢の生身を誰にも教えてはいけないといいながら   小僧さんを騙して聞き出しました
    ところが  丸い顔の もっこーそーは和尚さんの手には乗らずに はなしません
    それに腹を立てた和尚さんが 箱に入れて川に流すなんて もってのほかです
    仏に仕える和尚さんだからこそ さばかれるべき行為です

    昔話の展開は おにがしまへ  鬼からもらった 宝物がまたおもしろい
    長い針と短い針が おもしろい 
    そして オチは・・・・えっ?こんなお話し めちゃくちゃ おもしろいな〜と笑えてきました

    初夢  呪文を唱えてみてみたいものですね〜

    投稿日:2014/08/24

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  • てのひらサイズ絵本

    てのひらサイズの絵本です。

    長谷川義史さんの絵に惹かれて選びました。昔話には合わないのかと思

    っていたら、長谷川摂子さんの文にぴったりなので驚きました。

    絵が楽しくてウキウキしました。和尚さんには、大人気なくてがっかり

    しました。小僧さんのもっこーそーは、自分の信念を変えずに信じるこ

    とを貫いた頑固な姿に勘当しました。朝日長者の嫁と夕日長者の嫁の二

    人の間を行き来して大変だけど男冥利につきると思いました。

    その後がどうなったか、もっこーそーの一生が知りたくなりました。

    投稿日:2011/10/29

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  • あやかりたいお話ですね〜

    魔法の歌を書いたお札を枕の下に入れて見た初夢を誰にも言わなければかなうと教えた和尚さんは、その夢を聞きたくてしょうがない。
    3人の小僧さんの二人は和尚さんに乗せられて話してしまいました。
    残る一人のもっこーそーは、何を言われても黙りとおして、川に流されてしまいました。
    そしてかなえられた夢は、なんともうらやましい限りのモテモテ話。
    こんな夢だったらつい口に出してしまいそうですが、もっこーそーは素晴らしい。
    望みをかなえるためには、ここまで意固地にならなければいけないのですね。
    それにしても「永き世のとおの寝ぶりの皆目覚め 波乗り舟の音の好きかな」というまじない歌。漢字を当ててみましたが、どういう意味なのでしょうか。
    意味ありげなのが気になりました。
    長谷川義史さんの絵が見事にマッチしています。

    投稿日:2011/09/30

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  • え〜っ!?の展開

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    もっこーそー\(◎o◎)/!
    なんだろうね、この名前の由来は???

    この和尚さんは、変な和尚さんですよ
    だって、ずるいんですもの
    大人のずるさと、かけひき
    ひどいよね

    箱に入れちゃう\(◎o◎)/!
    これまたひどい・・・
    食べ物とかあげてるけど

    でも災い転じて・・・なんですね

    しかも、2人のお嫁さん\(◎o◎)/!

    なんだか凄い展開に
    笑うしかありませんでした

    ウサ晴らし!?なのかな
    昔話の痛快さでしょうね

    投稿日:2011/07/10

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  • 話の展開にどきどきわくわく

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    初夢をおしょうさんに教えなかったばかりに、びっくり仰天するような展開に飲み込まれる小僧さん。川に流されたり、鬼が出てきたりと、どきどきさせられました。
    でも、それと同時に、長谷川義史さんの描くかわいい表情の小僧さんたちに気持ちがほっこりさせられました。
    とにかく、悲しい結末じゃなくてよかったです。初夢を決して教えなかったことが、見事な結果となったんですね。
    読んでいて、すかっとした気持ちになれるので、朝のクラスの読み聞かせにぜひ!といいたいのですが、絵本の大きさが手のひらサイズというのが、残念なところ。もう少し大判の、遠目のきくサイズのものがあるといいですね。

    投稿日:2011/01/11

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  • 初夢のおまじないの回文に感動しました!

     「はつゆめちょうじゃ」(作: こわせ たまみ 絵: 村上 豊  フレーベル館)を思い出しました。
     日本の民話ですから、形を変えて地方地方で語られてきたのでしょう。

     さて、こちらはこぞう(奉公人)ではなく小僧さんでした。
     お寺の和尚さんに、初夢を聞かせてくれと頼まれて、小遣いでつられてしまったちりんさん・饅頭でしゃべってしまったほこりんさん。
     でもでももっこーそーさんは、だんまりを決め込んだら箱に入れられ川へながされちゃた〜!
     和尚さん、あんまりですよ〜!
     御仏に仕える方とも思えぬ無慈悲な行為。

     もっこーそーさんの運命やいかにと思ったら、箱は鬼が島へ流れ着き、・・・。

     機転の利く賢いもっこーそーさんの活躍に、最後はこれじゃ〜誰にも話したくない初夢だわと納得。

     やっぱりこの作品でも、もっこーそーさんの10年後が心配になりました。

     初夢のおまじないの回文に感動しました!
     来年書いて枕の下に入れてみようかしら。

     長谷川先生の絵が可愛いです。
     どこかで、先生の遊び心を見つけようと隅々眺めました。
     今回は正統派的な描き方でした(笑)。
     襖絵が、それぞれにふさわしい絵柄でした。
     姫様たちのお布団の柄や着物の柄も可愛いですね。
     
     本当にこのシリーズは、コンパクトサイズながら読み応えがあります。

    投稿日:2010/11/26

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  • どんなはつゆめ?

    昔話が好きな下の子と図書館で見つけ
    長谷川義史さんの絵に私が惹かれ借りて読みました。

    読んだ事がない絵本の内容に私もこの話の先は
    どうなるんだろう・・・とワクワクして読みました。

    来年のお正月は、おしょうさんのまじないの歌を
    枕の下に敷いて寝よう!と思います。
    私にも子供たちにも良い事あるかも?!

    昔話ならではの不思議さもありで楽しい絵本でした。

    投稿日:2009/12/07

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