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10件見つかりました
生き物から乗り物から、いろんなものを温かく描く鈴木まもるさんの作品です。 ツバメは春になると、はるか5000キロも離れた東南アジアの辺りから、日本にやってくるのだそうです。 冒頭、マレーシアのよあけから、一羽のツバメが飛び立つシーンは、とても印象的でした。 勢いよく、迷わず風を切る姿に、惚れ惚れします。
投稿日:2021/08/10
息子が鈴木&竹下コンビの絵本が好きなので、鈴木さん単独の絵本も時々拝見しています。 主に鳥関係のものが多いのですが、言葉が多すぎたり、絵が多すぎたり・・・しっくりこないものが多かったのですがこれは全く違う! まるで詩のように淡々と、しかし熱く心に迫ってくるものがあります。 ツバメがおなじみの町にとんでくる場面もいいですね。 「あ!この子知ってる」 と息子は喜んでいました。
投稿日:2018/02/23
こんなに長い旅を経て、ツバメは我が家の玄関にやってきてくれていたんだね…。1ヶ月ほど前にツバメが我が家の玄関にやってきて、今朝方いなくなるまでの事を思うと何だか涙が出てきます。どうでしたか、ツバメさん、我が家の玄関の居心地は良かったでしょうか?
投稿日:2017/07/24
鈴木さんの絵でとっても見やすいです。 主人公のツバメがかわいい!愛着が持てます。 また、ツバメノ見えてるであろう視線で描かれているところが素敵でした。 ツバメたちって、つがいで戻ってくるのかと、勝手に思っていたのですが、 自分の生まれた場所に戻ってきてから近くにいるメスとつがいになるんですね〜。 これって、もしかしたらきょうだいとか、近い親戚とかいうこともあるのでしょうか? 文字は簡潔ではっきりした字で書かれています。 もちろん絵は鈴木まもるさんですから、見やすいですし、見ごたえもあります。 小学校の中学年くらいから、高齢者の方まで幅広く読み聞かせに使えそうです。 ツバメたちが巣作りする春先から6月くらいのおはなし会に特におすすめします。
投稿日:2015/09/05
ちょうどツバメが飛来して沢山飛んでいる時期なので、小4のクラスで読み聞かせました。 ツバメを見る事はあっても、その生態は知らないので興味深く聞いてくれました。 長い旅の果てに日本に来たとわかったあたりから無駄話をする声が全くなくなり、巣を作る辺りからは子供たちの顔は真剣に。 お店などの軒先で、子育てをしているのを見た事はあっても、まさかそんなに遠くから来ているとは思わなかったのでしょう。 今年は、今までにはなかった別な思いを持ってツバメを見てくれるかもしれません。 この本に限っては、最後に解説も読みました。(長い文章ではない) それまで、自分達に向かって開かれていた本を字が細かいので私に向け直して読んでも何も言わず、最後まで真剣に聞いていました。 良い本に出会いました。
投稿日:2015/04/23
息子の通う小学校にツバメの巣ができたと聞いたのは春先のことでした。 そんな時に、教えてもらったのがこの本で、今もう小学校のツバメは巣立ったようですが、 そのツバメがどのあたりまで飛んでいくのかはなかなか知る由もないことです。 息子にちょうどいいのではないかと借りて来てみました。 このツバメはなんと5000キロも離れたマレーシアから飛んできたのです。 あの小さな体でそれほどの距離を飛んでくることにも驚かされます。 文章量は多くはなく、遠目もきくきれいな絵なので、集団での読み聞かせにも向きそうだと思います。
投稿日:2011/07/15
ツバメが巣を作る季節になりました! 日本から5000Kmもはなれたマレーシアからとんできたツバメ ツバメが飛び立つかっこうの良さ! 誰かがよんでいる それに向かって海を越え山を越え 雨の中を飛んでいるツバメに感動します ぼくを待っている人に会う為に飛んでいるツバメツバメたちはみんなしれぞれの目的の地へと 飛んでいくんですね やっと見つけた目的の場所が オスとメスが 巣作りをしているんです わらや 土を運んでね。 そして 卵を産む 5つ そして卵をかえすために温めて雛がかえったんです。 お互いに ご飯をたべて 大きく育てるんです 雛はたちは 口を開けてえさをもらうのですね 近所のクリーニング屋さんの家に毎年やってくるツバメもこの絵本のように遠くからやってきたんですね。 かわいいひなを見せてもらいます 本当にかわいいんです ツバメの渡りのコースが 書いてあったのですが すごい! 5000KMオーストラリアや スマトラ島からくるのがよく分かりました そしてまた 子供が大きくなると 南の町へと帰っていくのですね! 子供たちと一緒に学べる絵本ですよ
投稿日:2011/05/14
鈴木まもるって知ってる?と聞かれたら、小さい頃から乗り物好きの息子が大好きだった人と答えます。こんな絵本あるよと言われてびっくり。とても新鮮で、身近にいるツバメの人生の一こま一こまを丁寧な絵で描かれています。生きる力強さや自然の大きさを感じられる絵本でした。ツバメが訪れる春が早く来ないかなと心待ちにしています。そしてどこかでツバメに出会ったらココへくるまでの旅を思いやってあげたいです。
投稿日:2010/01/29
夏になると見かけるツバメの親子。 マレーシアから、5000キロの旅のをして日本に来る、という科学的な事実と、親子の愛情とがバランスよくミックスされていて、分かりやすいながらも心温まります。 学校の読み聞かせで、科学か読み物かで迷うことが多い中、 図鑑大好き少年でも、物語大好き少女でも、どちらにも幅広く読み聞かせができます。
投稿日:2009/05/08
遠く5000kmも離れた南の国から旅してくるツバメの話。 1匹のツバメの旅を、ツバメの視点から見ています。 空から見る景色。 山を越え、海を越え、雨の中、風の中を乗り越えてやってくるんですね。 いつも、ある季節になると、自然と見られるツバメの子育ての風景。 でも、その子育てをするために、これだけの旅をしてきているんだなぁと思うと感心する。 鈴木まもるさんの絵から伝わる、鳥の表情や、躍動感がなんともいい。
投稿日:2009/03/27
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