家庭菜園ではマメ科の野菜はとても重宝します。
なんといっても、品種が多いので、いろんな味覚を楽しめます。
ソラマメ、エンドウマメ、スナップエンドウ、ラッカセイ、
シカクマメ、インゲンマメ、そうそうエダマメも忘れてはいけません。
それぞれが育ち方も花の容姿も違うので、それもまた楽しみ。
そんなふうにたくさんの品種を育ててきて、
今までに育てたことがないマメ科ということで、今年挑戦したのがササゲ。
これもまた珍しく、莢がなんと30センチ以上にものびます。
ところが、「そらまめくん」シリーズで人気のなかやみわさんに
そのササゲが出てくる絵本があるのです。
タイトルは『そらまめくんとながいながいまめ』。
絵本に出てくる「ながいながいまめ」は、「さんじゃくまめ」と書かれています。
この絵本は2009年に出ていますから、この絵本を読んでいれば
「ながいながいまめ」にもあまり驚かなくて済んだかも。
いや、この絵本を読んでいたら、
さっそく「さんじゃくまめ」を育ててみるかと思いついたかもしれません。
絵本ではそらまめくんのベッドとさんじゃくまめくんのながいベッドの
どちらの方がすぐれているかの競い合いが描かれています。
なかやみわさんの「そらまめくん」シリーズの素晴らしいところは、
それぞれのマメたちの特長がうまく描かれている点。
ササゲは赤飯に使われたりするくらいですから、
赤っぽく描かれています。
実際ササゲを栽培して赤い豆を見たものとして、なかやさんの絵に納得です。