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てのひらむかしばなし やまんばとがら自信を持っておすすめしたい みんなの声

てのひらむかしばなし やまんばとがら 作:長谷川 摂子
絵:沼野 正子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\946
発行日:2004年09月
ISBN:9784001163667
評価スコア 4.21
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みんなの声 総数 13
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  • 産後の手伝い

    秋田の昔話だそうです。
    やまんばのにしき、で知っていたおはなしでした。
    月見をしていた村に、突然の雷雨。
    最初からスリリングな幕開けです。
    なんでも、ちょうふく山のやまんばが子を産んだので、餅をついてもってこい、だと。
    そこで、70過ぎのあかざばんばが届けに行くのですね。
    当時だと相当高齢のばんばの「村のために」の行動に感動です。
    いざ、対峙したやまんばは、案外穏やかで、
    がらという子どもも怪力ですが、なかなかいい子です。
    かくして、産後の手伝いをすることになったばんば。
    こんなエピソードが盛り込まれていることに、ほっこりします。
    お土産に持たされたのが、切っても切っても長いままの錦。
    昔話語りの中で、鮮やかな色彩が目に浮かびます。
    長谷川摂子さんの再話は、このやまんば親子に焦点が置かれているのでしょう。
    その親子像も素敵です。

    投稿日:2022/03/11

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  • やさしいやまんばのお話

    お話によって、やまんばはとてもこわかったり、優しかったりしますが、こちらはやさしいやまんばのお話でした。
    やまんばが赤ちゃんを産んだらしい。お祝いのもちを届けないと大変なことになると言ううわさは、どこから来たものか、、、。
    ばばが、おそれながら山に向かいます。
    生れたばかりの山姥の赤ん坊が、どんなこともできるのに驚きました、すごいですね。
    めでたしめでたしの楽しいお話です。

    投稿日:2018/10/15

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  • めずらしい、やまんば

    タイトルがちがうので、気付かずによみはじめましたが、これは、松谷みよ子さんの「やまんばのにしき」と同じお話ですね!
    やはり書く人がかわれば、同じストーリーでも、ちがうお話のよう。
    よみくらべるのも、おもしろいです。
    なんといっても、他の昔話ではめずらしい、優しいやまんばが、魅力です。

    投稿日:2015/07/29

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  • こんなやまんばもいるのね!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    3歳の娘が図書館から借りてきました。

    ちょうど手ごろなサイズと、色彩豊かな絵が気に入った様子。
    8歳の息子と一緒に読みましたが、
    3歳娘もそばでずっと聞いていました。

    やまんば、とあるので、コワイ話かな・・・
    寝る前に読むのはどうかな・・・と思っていましたが、

    なんとも人間味のあるやまんば。
    そして生まれたてのやまんばの子、がらも、
    とってもくるくるという事をきく働き者。

    結局、一つもコワイ思いもせず、
    しかもハッピーエンドで終わって、
    「やまんば、いいひとだったねぇー」で終わりました。

    やまんばが優しい、こんな話もあるのね。
    絵も明るい色使いで、日本の昔話にしては、
    教訓めいた内容でもない、さくっと楽しめた一冊でした。

    投稿日:2015/02/17

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  • とっぴん ぱらりの ぷう

    見かけと違ってとても優しい思いやりのあるやまんばです。

    子供を思う親の気持ちは、誰にも負けないし恩になった人には恩返しも

    決して忘れることもなく、約束したこともずっと守っているやまんばで

    す。手のひらサイズの昔話なので、お出かけの時にも持って出かけて

    何度の読み聞かせたい絵本です。

    やまんばの娘「がら」もおかあさんに似て器量良しになる事間違いなし

    だと思いました。

    とても読んでいて気持ちよい昔話なので、いつも読んであげたい絵本

    です。

    投稿日:2010/01/29

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