ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
あなたのからだをだいじにするほん(Gakken)
SNSで話題、発売即重版! 入園・入学準備にもぴったりの一冊。
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6件見つかりました
イギリスに古くから伝わる昔話です。 確かにモリーは、賢いに違いないのですが、勇気と行動力が あったと感心しました。王さまは、モリーが大食いの大男に 食べられてしまうことは、考えなかったんでしょうか? モリーなら、きっとやり遂げると考えていたとは思いますが、 剣や金貨の財布と指輪は、王さまのものだったのでしょうか? 王さまのものだったら、話は別ですが、大男のものだったら、 盗んだことになるなあと思いました。 貧しい木こりの末の三人の娘たちが、幸せを掴んだお話なの で素直に喜んではいるのですが、ちょっと大男の家族が 可愛そうにも思いました。
投稿日:2019/06/22
5歳前の娘は、最初のほうの場面、人喰い大男がしたなめずりするところから、もう怖がっていました。 王さまのご所望のものを手に入れるため、モリーが大男の家に最初に戻ったところで、もう怖くて「ここは読まなくていい!」とまで言うので、「最後まで読まないと怖いままで終わっちゃうのよ。ほら、安心して読めるのよ。」と、最後のページを見せてから、続きを読んだほどです。 モリーと自分を同一化するこのような感覚を失ってしまう前に読むことができたことで、娘にとっては、モリーと一緒に怖さを乗り越えた、ひとつの大きな経験に近いものになったのではないかと思います。 自分やお姉さんたちに幸せを引き寄せるために機転をきかせ、やれる限りのことをやったモリーは、やはりかしこく、かっこいいと思いました。
投稿日:2016/11/10
カインのロマンチックでファンタジックな絵が楽しめる絵本です。 人食い大男の家の前に迷い込んでしまった三人姉妹。 人食い大男のかみさんに頼んで泊めてもらうことにしたのですが、大男には命を狙われることになってしまいました。 末娘のモリーの機転で、大男の三人娘と入れ替わり、モリーたち三人姉妹は逃げ出すことに成功します。 そこからはモリーの大活躍。 王様から言われた三つの希望を順番にかなえ、姉たちを王子と結婚させ、自らも結婚することができました。 しかし、モリー一人が大男の家に戻って、剣や財布や指輪と大男の持ち物を取って逃げるのです。 最後の指輪については大男に捕まってしまい危機一髪。 袋に封じ込まれた後、大男のかみさんと入れ替わって難を逃れることができました。 でも…、と考えると…。 どうしてモリーひとりが大男の家に戻って危険な目に合うのでしょうか? 王子様たちの出番がないのです。 それに、考えてみると、大男の娘にひどい目にあわせたり、かみさんに関しては恩をあだで返すようなことをしてしまいます。 大男がどこか憎めないキャラクターで、大男の娘たちもそれなりに可愛く描かれているので、なんだかモリーがずるがしこく見えてしまいました。 モリーと結婚した王子様はきっと苦労すると思いました。
投稿日:2011/09/29
エロール・ル・カインが好きで買ってみました。 やっぱり絵が美しい。風景も、ドレスの模様もすっごく手が込んでいて大好きです。 イギリスの昔話だけど、賢さが身を助けるのはどの国でも共通みたい。 表紙を見て購入したけれど、内容も満足。大きくなったら、娘と一緒に読みたいです。
投稿日:2011/09/21
邦訳をされた中川千尋さんが後書きで紹介している「おはなしのろうそく」に収録されている昔話を先にお話会で聞いていたので、 エロール・ル・カインの絵はとっても素敵で魅力的でしたが、 文章は耳で聞いたジェイコブズの再話の方がドキドキしました。 モリ―の《かしこさ》、昔話特有の物事を3回繰り返す展開も残念ながらウォルター・デ・ラ・メアより、ジェイコブズの再話の方が分かりやすかった気がするのは、気のせいでしょうか? けれども、この絵本の「かしこいモリ―」は絵本としてあますとこなく楽しく描かれているのも間違いなく、絵を見ながら楽しむ作品としての完成度は高いです。 しいいえば、これだけ細かく美しく描かれているエロール・ル・カインの作画絵本なのだから、もっと大型のタイプとして発行してほしかったです。
投稿日:2011/04/25
『おはなしのろうそく1』(東京子ども図書館編)に収録されている、おなじみのお話です。 素話が良いのか、絵本が良いのかと比較されることもあるかもしれませんが、再話した人も訳した人も違うということもあり、どちらも楽しむのが良いと思います。 この絵本のおもしろいところは、左側のページには、一面に精細で色あざやかな、どこかユーモラスな絵が描かれており、テキストが書かれている右ページの右下には影絵のような絵が添えられています。この影絵のおかげで、残酷だったり、怖ろしかったりする場面が、読者の想像に委ねられています。 少し納得がいかないのが、モリーが危険を冒して、王さまとの約束を果たしたにもかかわらず、その褒美である結婚する王子さまが、なんとなくさえないのです。王子さまといえば、かっこいいものと相場が決まっているのに、なぜ「かしこいモリー」は二人の姉たちとともにさえない王子さまと結婚したのでしょう。 大男の家から物を盗んでくるときに使った「かしこさ」よりも、王子さまの見た目なんかより、姉妹そろって、しあわせに生活することを選択したことが、実は「かしこいモリー」とよばれる由縁なのかもしれませんね。
投稿日:2010/06/26
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