下の子も昔話を理解できるようになってきたので、図書館でみつけたこの本を借りました。20ページづつくらいのお話が2話と1ページづつのお話が2話あります。
読んでみてこの20ページくらいのお話が今の我が家にちょうどいいです。挿絵が少なすぎると理解できないし、本も小さすぎないので読み聞かせにも向いています。
それに自分には昔懐かし「まんが日本昔ばなし」の絵なのでなじみがすごくあっていいです。
「かちかち山」と「つるのおんがえし」では絵の雰囲気も違い、気分も変わるのでいいです。
それにしても「かちかち山」ってあんな容赦ないラストだったことを久々に思い出し、子供もびっくりしていました。
よくお話に残酷性を感じさせないラストに変えられているのもありますが、そういうぬるい終わり方では、たぬきのやったことの悪事の重さが逆に感じられないのではと個人的には思うので、この終わり方には納得です。
「つるのおんがえし」は切ないです。子供の時感じたあの気持ちは「切なさ」だったんだなと今思いました。
CDを借りるのを忘れたんでレビューできませんが、本だけでもうちでは楽しめましたのでお勧めです。
早速他のも読んでみようと思います。