話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • びっくり
  • かわいい
話題
お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう おかいもの編 7さいまでに身につけたい

お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう おかいもの編 7さいまでに身につけたい(Gakken)

電子マネー時代だからこそ、身につけたい金銭教育!新聞やTVで話題の幼児ドリル♪kキャンペーン対象

冒険者たち ガンバと15ひきの仲間自信を持っておすすめしたい みんなの声

冒険者たち ガンバと15ひきの仲間 作:斎藤 惇夫
絵:薮内 正幸
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1982年11月
ISBN:9784001105278
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,521
みんなの声 総数 4
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • いろんな要素が詰まった素敵な一冊

    そもそもガンバのことを知ったきっかけは、数年前にテレビで見たアニメ映画でした。偶然原作であるこの本を見つけ、息子と一緒に読んでみたのですがこれが面白い!親子でどっぷりはまってしまいました。

    ガンバは、台所の床下の貯蔵穴に住んでいるドブネズミ。マンプクと一緒に参加した「船乗りネズミの集まり」で、一匹の傷付いたネズミ、忠太と出会います。

    忠太の住む島が、イタチのノロイ一族に襲われていることを知り、その場の勢いで忠太の島の仲間を助けに行くことになり、ガンバの冒険が始まります。

    特に、島に着いてからの展開がドキドキさせられますね。イタチがいつ現れるかも知れぬ恐怖、そして現れてからの恐怖。ノロイの作戦は実に巧妙で、ストレートにネズミたちをなかなか攻めてこないところがまたドキドキさせられて。体をしなやかに曲げながらの「もう戦いはやめましょう。」というノロイのセリフは、息子と私の間で、ちょっとしたマイブームになりました(笑)

    読み進むにつれ、ノロイとの戦いはさらに過酷になっていきます。傷付いていく仲間達、そしてついに犠牲者も。涙を誘うシーンが何度も出てきて、ストーリー展開もめまぐるしく、後半は目が離せない状態に。

    原作の方はアニメとは違い、リアルなドブネズミの姿で挿し絵がされていたのが新鮮で、しかも絵が少なく文章が多い分、やたらと想像力を掻き立てられたのが良かったです。息子は、学習まんがや絵の多い本を選びがちなのですが、こんな風に良くできたストーリーの本であれば、絵が少なかろうと文章が多かろうと、どんどん読めるんだということを改めて認識できました。私自身、久しぶりに良書に出会ったな、という気がしています。

    全体を通して、好奇心、冒険心、犠牲、友情、愛情、いろんな要素が詰まった素敵な一冊です。対象年齢小学4、5年以上となっていて、難しい漢字にはルビが振ってありますのですらすら読めます。大人にも是非おすすめします。

    投稿日:2011/11/27

    参考になりました
    感謝
    1
  • 数十年前の感動を

    息子が生まれた年に、この本が出版されました。
    小学生の低学年くらいでシリーズを購入したので
    随分昔のことになります。
    子どもたちが夢中で読んだのは言うまでもありません。
    とても古いものなので、今回岩波の少年文庫3冊セットを購入しました。
    そのあとがきには、このお話がどういう風にして生まれたか等、お話の周りのことが書かれていて大変興味深かったです。
    挿絵もすばらしいものです。
    ツブリに乗ったガンバの絵の他、数ページごとの挿絵も素敵です。

    お話は、のんびりと暮らしを楽しんでいたガンバが、マンプクに誘われて港に行き、ネズミたちの宴に加わると言うところからはじまります。

    ガンバが初めて見た海。
    反対していたのにやっぱりやってきた15人の仲間。
    ツブリ達との出会い。
    忠太の仲間や家族との再会。
    そして恐ろしい戦いと死。
    そのなかでのそれぞれの思いや行動が、丁寧に描かれていました。

    あの頃の子どもたちの感動をもう一度味わうつもりで
    再読しましたが、ボーボーのあたりから、
    涙なしには読めませんでした。

    投稿日:2016/10/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 満足できる本

    小5の私が寝食を忘れ、翳った部屋で、まさに読みふけった作品。あのワクワクをよく覚えている。
    大人になり、三部作だと知って再読。
    ハードカバー版には冒険の足取り(地図)がついています。

    このタイトルの後に『ガンバとカワウソの冒険』、そして書かれた時期としてはこのタイトルの前になりますがシリーズとしては最終巻にあたる(らしい)『グリックの冒険』があります。

    引き込まれます。そして読後ずっと頭に残ります。
    なんたって小5だった私が今も覚えていて、大人になってシリーズになっている事を知り、今もって無我夢中で読んだのですから。

    自然の中のネズミとは、なんと小さい生き物でしょう。
    「あぁ、私なら一跨ぎなのに!」 思わず拳を握り締めたくなるような場面もあり、いつの間にかガンバと共にいる自分に我に返ったりします。
    特に印象的だったカワウソの冒険では、もう始終ハラハラしっぱなし。すごくインスピレーションを貰いました。子供なら尚更だと思います。

    再読し、さらに野生のカワウソ会ってみたいなぁなどと、月夜の四万十川に憧れを抱いたり。
    一見、娯楽要素が強いようですが、彼らの視点から見た人間世界での生きにくさや自然破壊などは緻密な取材が物を言う骨太な作りです。
    現代の子供たちに、ぜひ読んで欲しい。
    満足して本を閉じる快感を味わって欲しい。

    投稿日:2014/11/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • ガンバの冒険

    忠太が最初、ガンバ達が来る港にやってきて、そこから冒険が始まるというのがすごいなと思いました。
    ねずみ達がイタチに立ち向かうところがすごくかっこよかったです。すごく良い話だなと思いました。

    投稿日:2011/12/04

    参考になりました
    感謝
    0

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / アレクサンダとぜんまいねずみ / もこ もこもこ / とりかえっこ / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.6)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット