子供時代に読んだものをまた読み返してみました。でも、今読んでも言葉遣いも現代的だし、分かりやすくて、ストーリーも面白い。
エドモン・ダンテスは誰に対しても優しく親切で、責任感もある航海士。でも、亡き船長の頼みを果たすときに、ダングラールがそれを国家反逆の疑いありとして訴えることを思いつく。エドモンの婚約者、メルセデスと結婚するときに、メルセデスを思うフェルナンが偽手紙を出して訴え、エドモンがつかまってしまう。頼まれた手紙は、裁判をするヴィルフォールの父親あてのものなので、証拠隠滅をはかったヴィルフォールが画策し、14年もの間、イフ島の牢に入れられてしまう。狭い真っ暗な牢で狂いそうになるエドモンは、博士にあって親子のように情愛を持つ。そしてその情報で、大金を手に入れる。
復讐のためにどこまでやるか、見ているだけで気になります。昔読んだのですが、それでも面白く何度も読めますね。
実際に、無実の罪でこれだけ長く閉じ込められたら、悔しくて仕方ないでしょうね、、、。でも、愛した人の子供には優しくするのでは?
小学生からでも面白く読めると思います。