ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
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9件見つかりました
いろんな野生動物たちを、次々と人間界のあらゆるものに例えてしまうのらねこののらの想像力の豊かさに脱帽しました。 しまうまを横断歩道、キリンを踏切、ありくいを掃除機、そしてカバにはとってもかわいそうな結果が待っていました。これはのらくん、ひどいです。 モモンガを広げて新聞も笑えました。 のらくんの、人間界を理解しているようで理解していない加減の絶妙さがとてもこの本を面白くしていました。 この本を読んでふと、実際に動物たちがどんなふうに人間の世界を感じているのか気になりました。そういう、動物の気持ちが分かる、ドラえもんの出す道具のような魔法の機械がいつの日か発明されるといいな。
投稿日:2017/04/21
森の近くをバスが走るようになり、人間の世界に興味を持った森の動物たち。 そこへ、人間と暮らしたことのある野良猫の「のら」がやってきて、人間の世界のことを教えようとします。分かりやすくするために(?)森の動物たちをうまく人間社会のモノに置き換えました。 しまうまは横断歩道。アリクイは掃除機。ゾウは水道。キリンは踏切。そしてカバはトイレ…。個人的にはモモンガが新聞という細かい設定に笑えました。 子供たちも「なるほど〜」と感心したり、「これは苦しいねぇ」と動物に同情したり、ページをめくるたびに色んな反応を見せてくれました。 木村裕一さんのユーモラスなお話と、長新太さんの独特の挿絵がマッチした傑作だと思います。
投稿日:2013/10/17
このお話は動物たちが知らない人間の世界をごっこを通して学ぶって言うストーリーでした。うちの子はもちろん人間なので、なぜ動物が人間ごっこをしたがるのか不思議でたまらなかったみたいです。自分もなになにごっことか良くするのに、人間の世界を知りたい動物の気持ちが分からないのか!?って思いました。
投稿日:2012/10/24
にんげんごっことはどんなものだろうと思って読んでみると、意外なものでおもしろかったです。 動物たちが人間の町に興味を持ち、そこに現れたのらねこが動物たちの特長を使い人間の生活を模範演技するのですが、これがおもしろい! しまうまで横断歩道、きりんで踏み切り・・・などなど。 すごい発想ですね〜!! 次はどんな動物でどんなことをするのだろうとワクワクしながらページをめくりました。 のらねこが思う人間の町と動物たちが思う人間の町とのズレもまたおもしろいですね。
投稿日:2011/11/26
題名と文が木村裕一さん、絵が長さんということで、惹かれるものを感じました。 読んでみてびっくりの内容でした。 人間社会に興味を持つ動物たちに、のらねこののらがレクチャーするのですが、その内容たるやすごかったです。 しまうまを横断歩道に見立てて渡らせる、きりんの首はふみきりの遮断機など、動物の特徴と人間社会の物との見立てが絶妙であることにただただ感心するばかりでした。 私がかわいそうに思ったのは、かばです。のらはやりすぎであると思いますが、人間社会への痛烈な風刺や皮肉がこめられているようにも思いました。 この凡庸ではないお話に、やはり凡庸ではない長さんの絵がとてもマッチしています。 長さんファンの方、木村さんファンの方読んでいない方がいらしたら、おすすめします。 すごい作品があるものだと、ちょっとした発見気分でした。
投稿日:2009/04/13
森の近くにバスというものが走るようになって、動物たちは大騒ぎ。人間の町って、どんな所だろうと興味を持った。そこへふらりとやってきた、のら猫ののら。人間と暮らしたことがあるといって、人間のことを色々と教えてくれた。 のら君の教え方、具体的で、そのたとえ方がなかなか的を得ていて面白いと思いました。でも、教えられた方は、たまったもんじゃないという感じがよくでていて、ついつい笑いながら読んでしまいました。相変わらずのダイナミックな絵の中に、動物たちの表情の変化を読み取ることができて、面白いと思いました。実際、動物たちの住む場所に、人間が足を踏み入れていくと、動物の目には、どういう風に映るのでしょうか。動物と人間の住み分け、共存につながるお話だと思いました。
投稿日:2008/08/01
動物達が、猫の話を聞いて「にんげんのまち」を 痛くて、くすぐったくて、まずくて、恥ずかしくって、重くて、疲れて、目が回って、とっても気持ちの悪いところ・・・と勘違いするお話です。 我が子達は何だかがっかりしている様子。 もっといいところなのにねー、とでも言いたそう。 だからといって、この絵本を嫌うことなんて出来る訳がなく、何度も読んであげています。人間もきっと、動物達の生活をたくさん誤解してるんだろうなあ。
投稿日:2008/01/29
「にんげんのまち」を知らないもりの動物たちに、のらねこの のら が「にんげん」の生活についてあれやこれやと教え始めますが・・・。動物たちにとって「にんげん」の生活はどのように映るのでしょうか?。自然と共生しなくなってしまって久しい私たち大人にとっては、ちょっと耳の痛いところもあるかもしれません。子供たちには、長さんの絵が好きならお勧めです。読んで欲しい一冊ですね。
投稿日:2006/02/23
のらの考えた、にんげんごっこは、すごい。 横断歩道は、しまうま、 踏み切りは、キリン、 地図のお勉強は、牛の役目・・・。 見ているとすごく楽しいけれど、参加して実際にやっている動物達は、本当に苦しくって辛そうです。 でも、そこが笑えるのです。 よく考えつくなーと、感心してしまいました。 絵もお話し同様、すごく楽しくって笑えます。
投稿日:2003/04/17
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