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くまのオルソン自信を持っておすすめしたい みんなの声

くまのオルソン 作:ラスカル
絵:マリオ・ラモ
訳:堀内 紅子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1999年6月
ISBN:9784198610326
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,242
みんなの声 総数 10
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • すごく素敵な絵本

    4歳長女に借りてきました。絵がとても優しくて気になって借りたのですが、中身も良かったです。

    くまのオルソンはとっても大きいだけで、他の動物達に敬遠されています。性格が悪いわけでないのに、見かけと少しの不器用さで。そんなオルソンがくまのぬいぐるみに会い、お父さんのようになっていきます。でも、相手はぬいぐるみ。でも最後に声が!次のページをめくるとお話はそこで終わっていました。それだけにとても気になり、印象に残ります。ぬいぐるみがしゃべったと信じたいですが、本当はどうなんだろう。

    投稿日:2012/09/20

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  • 奇跡がおきました

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    見かけとは違って、さみしがりやのくまのオルソン。

    こんなふうに誤解をされる人がいます。
    見かけだけで怖そうとか、悪そうとか。。
    その人の本質を見ようとしなければ、なかなか掴めないものです。

    たったひとりのともだちは、ちいさなクマのぬいぐるみ。
    話しかけても何にも言わないけれど、オルソンには大事なともだち。

    ぬいぐるみは、相手を見かけで判断したりしません。
    だから、オルソンの本質が見えたのでしょう。

    そしてまわりの動物たちも、オルソンの優しさに気が付きはじめました。
    奇跡が広がっていくことでしょう。
    もう寂しくないね、オルソン。

    大事なともだちと別れを決心するところなど、共感できるところがたくさんあります。
    ともだちってなんだろうって考えさせてくれます。
    友だち関係で悩み始める3,4年生におすすめです。

    投稿日:2008/02/11

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  • ラストが印象的

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    こぐまに呼ばれたときのオルソンの顔。驚きの中に、期待を覗かせているような表情が見事です。

    そして、広い背中の向こうに見えるこぐま。

    次のページでは、オルソンとこぐまはどんな表情をしているのだろうと期待してページをめくると・・・もう物語はありませんでした。

    とても印象的なラストです。

    含みを持たせるラストは、娘(4歳)には少し難しかったみたいで「おわりなの?」とキョトンとしていました。

    投稿日:2006/12/05

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  • 2人はどうなるの??

    • めりぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳

    クマの中でも一番大きくて力も強いオルソン。
    森の動物たちはそんなオルソンが怖くていつも逃げてしまう。
    オルソンはいつもひとりぼっち・・・。
    だからオルソンは秋が終わって冬篭りの時期が来ると少し嬉しくなる。
    眠ってしまえば何も考えなくて済むから・・・。
    オルソンの孤独さと、本当は寂しいけど強がることで自分を保つその心が
    ちくんちくんと私を刺しました。
    冬眠から目覚めたある春の朝。
    オルソンは家の前に小さなクマがいることに気付きました。
    よく見るとそれはぬいぐるみ。
    それでもオルソンは嬉しくて、そのぬいぐるみが本当のこどものクマに
    なってくれるのを望み祈るのです。
    でもやはりぬいぐるみのまま・・・。
    季節は巡り、また秋が終わり冬篭りの時が来ました。
    オルソンはそっとぬいぐるみを置き、ほら穴に戻ろうとしたその時・・・。
    ラストにとても感動し、娘とほんわかと見つめ合ってよかったねと言う私たち。
    でも、娘はどうしてもその先が知りたい。
    続きが読みたい!!と、オルソンと子クマがどうなったのか気になって仕方ない。
    それは私も同じで・・・・。
    続きのお話を是非読みたくなる絵本です。
    娘がその後の話を考えて聞かせてくれましたが、この絵本を読んだ子供たち大人たち
    みんなが続きが知りたくなるような・・そして自分たちでその後を考える、そんな
    ステキな絵本です。
    とても綺麗でそして少し切ない、読後にほんわかするお勧めの1冊です。

    投稿日:2006/09/30

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  • 映画の一シーンを見ているよう

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子10歳、女の子5歳

     くまのオルソンは、体が大きいばかりに森の動物たちから恐れられ、いつもひとりぼっち。でも、小さなくまのぬいぐるみを見つけて以来、オルソンの生活は一変します……。
     (雑誌など児童文学専門家の間で)評判の高い絵本を開き、う〜ん、納得しました。終わり方に好き好きはあるかも知れませんが、オルソンの置かれている立場、寂寥感漂う背景には考えさせられることがいっぱい。じんわ〜りと心に染み入る作品でした。ぬいぐるみを見つけたときのオルソンの一言は、胸に突き刺さります。その晩、自分がおとうさんになる夢を見たというところも、彼の今までの孤独感が伝わってきました。
     子供は読後のお話作りを楽しみ、大人はオルソンの人生を振り返り……と、いろんな味わい方ができます。最後の終わり方は映画の一シーンのよう。こういう終わり方のヨーロッパ映画って多いような気がします。(作者たちはベルギー人。)息子の反応は「ふ〜ん」というものでしたが、わたしは奥の深い作品に魅せられました。同じ作者の『オレゴンの旅』(これもくまが主人公)も読んでみたいなあ。
     対象は就学前後から。でも、小学生の方がどちらかというと楽しめるでしょう。

    投稿日:2004/08/17

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  • 孤独な熊の願いはかなわない事でした。

     くまのオルソンは仲間はずれにされて孤独でした。
    冬眠から覚めた日、洞穴の前で見つけたのは、小さなくまの人形。オルソンはその人形と暮らすことにします。もう孤独ではありません。いつか人形に命が宿ることを祈りながら…。
    再び冬眠に入る日、命の宿らなかった人形と別れを告げ、オルソンは洞穴に入りますが…。
    最後のどんでん返しが素晴らしいお話です。
    子供がとてもいい表情をして、本の続きの物語を自分で作って私に話してくれました。
    心が明るくなる本です。

    投稿日:2003/03/28

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