表紙のゲラダヒヒがアフリカらしい雰囲気で出迎えてくれます。
おひさま かんかん
あっちこっち かわいて
あっちっち
アフリカのスコール前の風邪のにおいや稲光に
ワクワク感を押し隠せない動物達がほかの動物達に知らせに行き
自分も雨を満喫するお話です。
訳者が詩人の工藤直子さんだからでしょうか、
リズミカルに雨の恵みが描かれていて、そのリズム感が心地よく響きます。
作者のマニャ=ストイッチュさんはユーゴスラビア生まれだそうです。
ジンバブエやNYなど いろいろな場所で暮らしてこられたのだそう。
この作品、梅雨にちなんで6月に2年生の教室で読みました。
子供達はジーッと聴き入ってくれていましたよ♪
さまざまな擬音語からアフリカの雨の様子を感じ取ってくれたのではないでしょうか。
とにかく文字が大きいので 一緒になって文字を目で追ってくれていたようです。
雨も楽しいけど、雨が降り止んだあとに動物達が満足感に浸っている様子も素敵です。