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ふでばこのなかのキルル自信を持っておすすめしたい みんなの声

ふでばこのなかのキルル 作・絵:松成 真理子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2010年09月
ISBN:9784592761433
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,946
みんなの声 総数 25
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  • じわっといいです

    • わにぼうさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、男の子3歳

    ずっと机の引き出しにいれたままだった
    おじいちゃんがくれた藁で編んだふでばこ。

    キルルキルルって小さな声に気づいてみつけた
    へんてこな生き物。

    赤い目玉で、キルルって鳴く、トカゲみたいな生き物。
    大きなあくびをした後で、小さな火を吹いたので、
    もしかして・・・龍?ってぼくは思います。

    でも、図鑑の龍は「珠をもっている」のに、キルルは持っていない。

    ふでばこをくれたおじいちゃんに、聞いてみたら。

    とかげじゃろ?

    おじいちゃんがそう言ったら、キルルが悲しそうに鳴いた。

    でも、このキルル。
    おじいちゃんとある約束をしていたために、
    ふでばこの中にいたんです。

    「50年経ったら思い出す」

    キルルとの出会い、そしてどうしてふでばこにいたのか。
    おじいちゃんは思い出して、泣きながら
    ぼくとキルルに話してくれます。

    「ぼく」が誰かにはなしているような、
    一人でつぶやいているような文体で、
    じんわりと染みるようなとってもいいお話でした。

    松成さんの「じいじのさくら山」も、ぐぐっときます。
    兄ちゃんが幼稚園生時代に読み聞かせをされたかたがいて、
    聞いていて、思わず泣きそうになりました。

    派手ではないけど、じわ〜っとします。

    ちょ〜っと疲れた大人にもいいかもしれません。

    投稿日:2010/10/19

    参考になりました
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    4
  • 何度も読み返して

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    キルルってなんだろう・・・?どうして筆箱の中に住んでるの・・?
    なぜ時々真珠のネックレスの上で寝たりするの・・?
    男の子のつぶやきのようにこのお話は、語られます
    50年前の約束を思い出したおじいちゃんによって、キルルとの出会いがわかり、そして別れが近いことも知ることに・・・

    手のひらに乗せただけで、言葉が伝わってくるって、どんな感じなんでしょうか・・・
    現代のなんでも見たもの聞いたものが優先されている私たちには、感じ取れないのではないかしら

    そんなことを思いながら、何度も読み返していくうちに、キルルの心が伝わってきました
    なぜ真珠のネックレスが恋しかったのか・・・・
    キルルの思い、男の子の思いがわかりかけてくると、すべてを言葉に表さなくとも、読み手に作者の思いを伝えてしまう松成ワールドのすごさにまた感動した絵本となりました
    優しいタッチの絵とともに癒されること間違いなしです

    投稿日:2010/11/29

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    2
  • 筆箱を持っている娘に

    春から小学校にあがった娘は、ランドセルの中にいつでも筆箱を
    入れて学校に通います。そんな娘がきっと楽しめるのではないかな?と
    思ってこの絵本を読みました。
    じぃんとしちゃった。ちいさいキルル、静かだけれど、物語は
    とっても壮大で満天の星空や、長い長い時の流れが見えるようでした。
    ときどきちいさな火をふく、キルルに私も会いたいなあと思うけれど、
    本当に困った時にしか会えないのだろうから、会えなくていいのかも
    しれません。
    一緒にこの絵本を読んだ娘も、キルルのことを50年経っても忘れません
    ように。ときどきは筆箱の中をのぞいてくれますように。

    投稿日:2013/07/04

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    1
  • 思い続けること

    読み終わって、心がじーんとしました。
    おじいちゃんとキルルの出会い、約束。
    そしてキルルとの別れなど、温かくて、切なくて・・・


    ファンタジーなんだけど、現実的。
    本当にこんなことがありそうと、思えます。


    夜空の描写など、まるで詩のように素敵な文章です。

    投稿日:2011/10/11

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    1
  • 手乗りりゅう

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    わらであんだふでばこのなかに小さなりゅう。
    これだけで魅かれました。

    おもしろくて笑える絵本ではありません。
    松成さんの他の作品を知っていたので
    何となく心にしみる系統だろうと察しはつきました。

    おじいちゃんが50年も忘れていた約束。

    キルルは何にも言わないで
    おじいちゃんの涙をひとつ
    もらって消えてしまった。

    「またどこかでだれかの願いを
    叶えているのだろうか?」

    そのとおりだろうと私は思いました。
    キルルは図鑑の竜のように大きくならず
    チワワみたいな存在で
    人に寄り添って暮す愛くるしい竜なんではないかと。

    投稿日:2010/11/11

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    1
  • 味わい深い本です

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    あるとき男の子がおじいちゃんにもらった筆箱の中に、きるる、きるると鳴く小さなリュウを見つけます。その名はキルル。おじいちゃんに聞いてみると、キルルとおじいちゃんの昔の絆と約束が明らかになります。そしてキルルとの別れ。
    短い本なのですが、じんわりとした感動があります。キルルはどんな思いで50年眠っていたのだろう。おじいちゃんはどんな思いだっただろう。いろいろ想像してしまいます。リュウと人間の優しい物語です。
    ごっこ遊びの好きな娘は、キルルごっこに夢中です。
    筆箱が出てくるので、小学生の方がキルルを身近に感じるかもしれませんね。

    投稿日:2017/04/16

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    0
  • おじいちゃんにもらった わらで編んだふでばこ
    中に不思議なものがいた     赤い目の小さなりゅうです
    キルルとないたのです
    ぼくは りゅうの事を図鑑で調べて  りゅうは球を持っていることを知ります
    おじいちゃんに話したら 忘れていて 「とかげじゃろ」というのです・・・
    ぼくは キルルのことが心配 何も食べません 
    ある日 おじいちゃんは 子どもの頃のことを思い出したのです

    南の国の旅で ひどい嵐に遭い  一人 あなの中にいた子どものおじいちゃんが 赤い目玉の 小さなりゅうと出会い  りゅうの珠に 家に帰りたいと願ったら 家まで帰れた話を・・・・・
    その時「50年たったら 思い出すという約束をしたのです」

    おじいちゃんは約束を思い出し  自分が忘れていたことを 「ゆるせよりゅう」と涙をながして謝るのです
    キルルは涙の珠をかかえて・・・・
    おじいちゃんとぼくは、キルルが自分のお家に帰れるように願ったのです

    星空のなか キルルとないて 帰って行きました
    おじいちゃん 50年前の約束思い出せて良かったね!

    ぼくはキルルのこと50年たっても忘れませんように・・・・(キルルが好きだったのですね)

    ラストの良いお話しに 涙が出ます  さようなら
    松成さんの優しい絵が良いですね〜

    投稿日:2017/03/10

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  • 大事な気持ちを思い出す

    当時5歳の息子に読んだのだが、自分が泣いてしまって困った作品・・。
    大事な気持ちを思い出します。

    ものすごく大事なことなのに、ついうっかり忘れてしまっていること、ありますね。
    それを子どもとの会話でふっと気付かされることが、僕にもあったのです。

    おじいちゃんと孫、という関係の距離感もとてもよいです。
    我が家のおじいちゃんは二人とももう亡くなってしまったので、子どもたちとこういうふれあいの機会がもう持てないことも、このお話しから個人的に強く切なさを感じる理由かもしれません。

    投稿日:2015/04/15

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  • 題名にひかれて読みました。

    • お豆腐さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子7歳

    小学生(だと思われる)ぼく、のお部屋の様子がとても好きです。たくさん並んだ本、木の色の机。 そしてそれとは違って、ちょっと派手めなおじいちゃんのお部屋、帽子がまた個性的でいいなと思いました。

    おじいちゃんの昔した冒険話、キルルを思い出してよかったです。ずっとふでばこの中で待っていたキルルがかわいいです。

    投稿日:2014/07/18

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  • じんわりと余韻が残る

    図書館でオススメの本として紹介されていたので、気になって読んでみました。
    おじいちゃんのふでばこの中にいた、へんてこないきものキルル。男の子と小さなりゅうの出会いと別れが描かれています。
    やさしい色使いなのに、とても力強い不思議な絵。ちょっぴり切ないストーリーと共に、独特の世界が広がっていました。じんわりと余韻が残る絵本です。

    投稿日:2014/03/17

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