小さいお子さんにとっては、乗れるようになると自転車はとっても魅力的。
目の前の景色が飛んで行くような、感じたことのないスピード感。
どこにでも行けるような錯覚さえ覚える乗り物。
こぎつねクンくんが、とこちゃんの自転車と交換し、家へ帰ってかあさんぎつねになんて言われるかしら?とちょっと心配になりました。
が、それどころではありませんでした。
クンくん気づいてよかった〜。
おかあさんは、クンくんの願いを叶えてあげたかったんですね。
親ごころとは、時にこんなことまでさせちゃうものなんですよね。
でも、クンくんは、何が一番大切かを知っていました。
子をおもう親、親をおもう子。
あったかいお話でした。