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新刊コーナーで見つけたのですが、「あれ?ドロシー・マリノ?、まさきるりこさん訳だ」ということで手にしました。 絵の感じも内容的にもクラシカルな感じなのに新刊ということに驚いたのですが、未邦訳なものだったのでしょうか。 毛布、タオルは子どもがずっと持ち続ける必須アイテムみたいなところがありますね。 『ジェインのもうふ』にも通じるところがあると思います。 男の子版なので離れ方はちょっと違う気もしましたが。 毛布にもタオルに執着心がなかった息子ですが、このお話には惹かれるところがあったようで、事のなりゆきをじっと見守っていました。 私としてはここまで集中して聞くとは思わなかったので意外な反応でした。 子どもの心の成長過程が丁寧に描かれている絵本だと思います。
投稿日:2010/11/20
あかちゃんの時からつかっているもうふがお気に入りで、 いつも持ち歩いているベンジーのお話です。 我が家の5歳の息子も、 あかちゃんのときからずっと大切にしているもうふがあります。 ベンジーのように歯医者や床屋には持参しませんでしたが、 家で遊ぶとき、夜寝るときはいつも一緒。 最初は鮮やかなピンク色だったもうふも 何回も選択するごとにだんだん色あせ、 当初ほどキレイではなくなりましたが、 ぼろぼろのもうふを大切に思うベンジーと一緒で、 キレイ汚いは関係ないんですね。 特に寝るときは一緒でないと安心できないようでした。 妹が生まれたときも、貸し渋っていた大切なもうふです。 実はここ数ヶ月はその存在を忘れ気味だったのですが、 この絵本に出会って再び引っ張り出してきました。 毎晩一緒に寝ています。 そんな5歳の息子ですが、 いつかベンジーが子猫にあげたように 自然に妹に譲ってあげられる日が来るのを待とうと思います。
投稿日:2012/02/23
私もタオルが離せなかったので、 こういう子どもの行動には わかるよ〜と優しい気持ちになります。 他にも離せない子どもの絵本はありますが、 この本の面白いところは ベンジーの成長が今まで手離さなかったもうふを 精神的に必要としなくなり、至る所で忘れるのを描いているところが 子どもの行動をよくわかっているなあと感心してしまいました。 最後のおちまでの流れも素晴らしく、 絵本だけれど、本を読んだような読後感でした。
投稿日:2019/10/17
赤ちゃんの時から一時も離さなかったベンジーの毛布ですが、毛布を卒業するまでの成長過程をとても丁寧に描いています。ぼろきれのようになっても手離さなかった毛布を赤ちゃんのこねこにあげる優しいベンジーに、家族のみんなが温かく見守っていたからこそ、優しいベンジーに育ったんだと思いました。
投稿日:2018/11/24
図書館で見つけて、たまたま読んだんですが、とっても共感する本でした。 こどものときのお気に入りの毛布やタオルって夜寝るときや不安なときずっと手放さないで持ってますよね。そんな男の子の成長過程をかくストーリーでした。 絵も可愛いし、最後の結末も素敵でした!
投稿日:2015/12/13
ドロシーマリノさんの絵が好きなので買ってみましたが、ないようもとってもすてきです。赤ちゃん毛布が手放せない。。よくありますね。でもそれを可笑しいっていう人もいれば、ちょっとわかってくれる人もいる。ママみたいに受け入れてくれる人もいる。いろんな考えや状況のなかで成長していく姿が胸をうちますね。どうしても母親目線でよんでしまうので、ベンジーの成長に思わず抱きしめたくなるママのきもちがよくわかります!文章は長いのですが絵も多いので年中さんでも読めると思います。
投稿日:2015/02/24
どこへ行くにも何をするにも ボロボロの雑巾のような布きれを持っている子っていますね。 ベイジーもベットへ園へ歯医者へだって にぎり締めていきます。安心できるお守りなんですね。 ある日ベイジーはジャングルジムでこれまでよりも ずっと高いところまで登ることができました。 新しい靴を買いにいくと ひとサイズ大きいものを勧められました。 ベイジーは確実に大きくなっています。 ベイジーもそのことに気付いたようです。 毎晩泣いてるお隣の子猫ちゃんに自分の毛布をあげました。 ベイジーが毛布を手放すこと、 自分より小さい子猫の世話をやくこと。 この日ベイジーは急におにいちゃんになりました。 「おかあさんはなにしてる?」のドロシー・マリノさんの絵です。 家族愛と子どもの成長を描いたこのお話にぴったりでした。
投稿日:2011/07/21
ドロシー・マリノは、1912年、アメリカ、オレゴン州のポートランド生まれ。 調べたら、今年(2011年)の3月12日に亡くなっていました。 98歳ですから、正に大往生というに相応しいものです。 この作品は、1962年の初版で邦訳は2010年10月。 亡くなる前の邦訳で、喜んで頂いたのではないでしょうか。 物語は、主人公のベンジーが、赤ちゃんの時の毛布が大好きでいつも持ち歩いているという設定で始まります。 この手の話は多く、アーサー・ミラー作の「ジェインのもうふ」を挙げた方が多かったのですが、私は、ケビン・ヘンクスの1994年のコールデコット賞オナー賞受賞作品「いつも いっしょ」が思い浮かびました。 ベンジーは、いつも毛布を持ち歩きます。 家にいるときは無論、幼稚園に行くとき、散髪をするとき、果ては歯医者さんで治療を受けるときも手放さないのです。 そんなベンジーの行為は、周りの人に理解されません。 唯一の理解者は、ママ。 パパは、少しだけ分かっているという設定です。 ある日、ベンジーは、出かけた先で毛布を忘れてばかり。 この日が基点となって、ベンジーは、毛布を手放すのですが、その描き方が絶妙です。 子供の成長過程を優しく見守るママの姿があり、それが自然な形で表現されています。 決して派手な作品でないのですが、全体を通して、親の立ち位置にたった視線で描かれているのが、親にとってはたまらないはず。 エンディングも、分かってはいるものの、納得できるものでした。 文章は長いし、絵も二色刷りのシンプルなものなので、読み聞かせには向かない作品かも知れません。 どちらかと言うと、子供との対話に一寸迷ったママ向けの作品と言えそうです。
投稿日:2011/07/16
小さな男の子ベンジーの、自分より小さい者を思いやる心の成長が描かれています。 4歳と9歳の子に読みました。 うちにもベンジーと同じくらいの男の子がいるので、読んでいて微笑ましかったです。9歳のお姉ちゃんも弟のことと重ねて聞いているようでした。 そして、最後の子ねこちゃんの表情が、ねこ好きには、もうたまらないです!! 4歳くらいの子から、それくらいの弟妹がいる子、パパママにおすすめします。
投稿日:2011/01/07
1962年に初版の作品のようです 「ジェインのもうふ」を思い出しながら読み進めました。 ベンジーがどこに行くのにも何をするのにも手放さない毛布。 ずるずると引きずって歩いている様子にクスッとしてしまいました。 さて、ベンジーの家族はどうやって、この毛布とお別れさせるのかしら?と興味を持って先を急ぎました。 周囲の「だんだん おおきくなるんですね」の声や、おかあさんの「もうじき そのあかちゃんもうふが いらなくなるわよ」というおまじないのような優しい語りかけがベンジーをおにいちゃんに少しずつしていったのでしょうね。 良き理解者であるおかあさんのこの、慌てないじっくり待ってくれる姿勢が良かったんでしょうね。 そして、お隣の子猫ちゃんにも感謝ですね。 ラストの子猫ちゃんの表情が可愛いですね。 お気に入りの“マイ毛布”を引きずっているお子さんと読むと、何か変化が見られるかもしれませんね。
投稿日:2010/12/17
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