世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
みんなの声一覧へ
並び替え
4件見つかりました
ピラミッドを見たいと願う少年が、周りの大人の「無理だよ」という意見をものともせず、一人で見に出かけます。途中、幾人か協力してくれる大人がいて、最後には、夢にまで見たピラミッドを自分の目で見ることができます。 強い信念は、周りの人をも動かす、夢は強く思えはかなうものだ、そのためにはまずは行動してみることが大切だという、というメッセージがはっきりと伝わってきます。 鉛筆?だけで描かれたシンプルな絵とぎりぎりまで無駄を省いた文章が、ナビルの強い信念をより際立てせています。 ピラミッドを見たナビルが、ピラミッドに登ったり、触ったりしている姿がとてもほほえましいです。
投稿日:2013/09/01
学校で学んだピラミッドを自分の目で確かめたいという願望に取りつかれた少年ナビル。 自分でも抑えきれない衝動。 ナビルは本当にピラミッドを目指して一人で旅に出ます。 場所も方角も詳しいことをわからぬままの旅立ち。 地図のない旅というのは、夢見る少年の象徴でしょうか。 荒々しいというか、素朴なというか、エスキースのようなデッサンにとても含みがあります。 分かりづらい絵、表情の読み取りにくい絵、表情豊かな絵、絵のつながりの中で、物語のディテールは読者の読み取りにゆだねられたようなお話です。 いろいろな人との出会いと導きの末に、ナビルは本当にピラミッドにたどり着きました。 実際に感じるピラミッドはナビルに何を語ったのでしょうか。 そしてナビルは何を持ち帰ったのでしょうか。 この絵本の中で、ナビルの表情は常に自分への問いかけ、葛藤に満ちています。 とても大きなことを感じさせてくれる絵本。 読む人によってとらえ方はそれぞれかもしれません。
投稿日:2011/11/26
このガブリエルの作品も、邦訳は今江祥智さんです。今江さんはガブリエル作品がとてもお好きなようです。 これはまたなんというか、島国の日本人の感覚ではなかなか描けないような、大陸に住んでいる人ならではの作品だな〜。と思いました。 そして、とても遠いところにあるピラミッドを見たいというナビル少年の想いは、他のガブリエル作品に比べて、子ども達に伝わりやすいかなという気がします。 ナビル少年が、どんな思いで「ピラミッド」を訪ねたのかその心情は一言も書かれていませんが、きっと自分で思っていた以上に長い旅の末、やっと目的の場所にたどり着いた時、壁にすり寄り頭をつけているナビル少年の絵がとても印象的でした。 今まで読んだガブリエルの作品の中で、一番しっくりと自分の中に入ってきた絵本です。いつか機会があったら高学年の子ども達に読んでみたいと思います。
投稿日:2009/06/22
エジプトの小学生ナビルが、学校の先生がお話してくれた壮大なピラミッドを一目、自分の目で見たいと遥か遠くのピラミッドに向かいます。ナビルはただひたすら自分の足で歩きます。そんな思いつめたナビルに手を貸してくれる大人たち。ついに、ナビルは砂漠にそびえるピラミッドを自分の両腕で抱きしめることができました。ピラミッドを抱きしめる瞬間のナビルの表情がとても印象的です。「自分を信じる」ことの大切さや周囲の人の温かいまなざし、今だからこそ読みたい。
投稿日:2003/07/16
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / めっきらもっきらどおんどん / もこ もこもこ / もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう / くだもの / うずらちゃんのかくれんぼ / ピヨピヨ スーパーマーケット / だるまさんが
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索