てれび絵本の「あらしのよるに」の後に何が始まるだろう、とワクワクしていたら、斉藤洋さんの「ルドルフとイッパイアッテナ」でしたね?正直言って、ずっと前に「おはなしのくに」でやってたし、あまり絵本ぽくないのでがっかりしたんです。
ところが、小4の長男は、毎日楽しみにしていて、テレビにかじりついて見ている。なるほど、ちゃんと聞いてると確かにとってもおもしろいし、絵だってなかなか素敵です。
続きが知りたくて、続編を借りてきて読んでる長男です。
前置きが長くなりましたが、「ルドルフ」はおもしろいけど、どう見ても絵本ではなく童話ですが、この「しろふくろう〜」は文は長いけど、れっきとした絵本です。(高畠純さんの絵がすごくいいです!)長男は同じ作者だと知らずに、偶然借りてきたようですが、読んでみると、ああ、同じノリですごく楽しいです。
こちらの登場人物は、ネコではなく鳥。主人公は北の国からやってきたしろふくろう。友達になったからすといっしょに、地面に広がるオーロラ(街の夜景)を見る冒険をします。
しろふくろう自身が語る形で書かれ、車のことを牛とまちがえたり、犬に追いかけられ首を一回転させる様子が可笑しかったり、おおわしに追いかけられ危機一髪・・・ハラハラしたり、38ページの長い絵本がアッと言う間に読めてしまいます。
年長さんくらい〜小学生向き。