3歳10ヶ月の息子に読んでやりました。雨の6月に少しでも楽しめたらと思って選んでやりました。
傘屋のかえるさん、外は雨なので店の準備をしてお客さんを待ちますが、なぜかお客さんがきません。そこで傘をさして外に行ってみると、雨を喜んでいるお友達ばかりで、傘を必要としているお友達はいません。中には、雨なのに洗濯物を干しているケースも!これでは傘は売れません。そこでどうしようかと考えていると、お得意さんのはりねずみさんが沢山の壊れた傘の修理をお願いしに店に来ました。どういうわけか、はりねずみさんが傘を使おうとすると傘に穴があいたり、壊れたり。これはしめた!とかえるさんはすべてを新しい傘と交換。その壊れた傘を店頭で売り出したところ、大盛況!
ちょっとシャレもきいていますが、おもしろいお話でしたね。息子もニヤーと笑って聞いていました。イラストもかわいいし、ところどころにリズミカルな雨音もあり、とても絵本として楽しむことができましたよ。雨の多い季節にはこんな話でお子さんと楽しむことをおすすめしますよ。