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表紙の、キスするアザラシの親子の写真に惹かれ、手に取りました。 流氷の上で赤ちゃんを生むお母さん。なんと、2週間すると赤ちゃんを流氷の上に置いていってしまうのだとか。 それまでに、赤ちゃんが一人で生きていくために泳ぎを教え教えるのだそうです。 写真はとても可愛かったですが、自然の厳しさにびっくりしすぎて呆気にとられたという感じです。
投稿日:2022/05/16
おかあさんアザラシとあかちゃんアザラシの2週間だけの親子。あかちゃんは泳ぎを覚えて、一人で生きていく…。おかあさんは我が子が生きていくために必要最低限の事だけを、伝えてあかちゃんの元をを離れるのです。厳しい自然の中で繰り広げられるタテゴトアザラシの子育てにが描かれています。 前半はただあかちゃん可愛い!と言っていた娘も、おかあさんアザラシにおいて行かれる現実を知り、驚きと悲しさを感じていました。でも、こういう人間とは違う動物のありのままの姿を見ること知る事も大切だと思います。
投稿日:2021/12/13
生まれてすぐの赤ちゃんの写真が出てくるのですが、体が細くて顔が真ん丸に見えて、アザラシっぽくないのです。 そこが「生まれたて」という感じで、貴重なものを見られたと思いました。 後には白くてふわっとした写真も出てくるので、成長すると変わるのだなぁと実感。 厳しい自然の中に赤ちゃんを置き去りにして、北極の海へと帰っていくお母さん。 何故一緒に行かないのかとても気になります。 少しでも暖かい場所で体を大きくしてから、北極へと向かう準備をさせるのかもしれません。 けれど、一人残された赤ちゃんがどの位の確率で生き残れるのでしょう? そう考えると極寒の地に生きる厳しさ、そして生き抜く力を感じずにはいられません。 そんな一冊です。
投稿日:2018/11/01
親と子の写真絵本@。 北極のタテゴトアザラシの親子の様子を追った写真絵本。 表紙の親子のアングルが何ともいえません。 2月の終わりに流氷の上で産まれる、タテゴトアザラシの赤ちゃん。 薄黄色い毛色がかわいいです。 お母さんが、赤ちゃんの匂いを覚えて、我が子を判別する、 といった生態が、絶妙な写真と一緒に語られます。 雪まみれの厳しい自然環境。 それだけに、親子愛がいとおしいです。 赤ちゃんに泳ぎも教えて、一人立ちさせるのは、たったの2週間! この子育て期間にもびっくりです。 素敵な写真に添えられた文章が、親子の絆を伝えてくれます。 一生懸命に生きる姿が素晴らしいです。 ぜひ、親子で読んでほしいです。
投稿日:2012/05/31
タテゴトアザラシのお母さんが赤ちゃんを産んでからの2週間のお話です。 タテゴトアザラシの赤ちゃん、とってもかわいいです。 この絵本で、タテゴトアザラシの事を色々と知ることができました。 陸ではあまり目が見えなくて、においで赤ちゃんを探すこと、赤ちゃんは毎日2キロも太ること。そして一番驚いたことは2週間で子離れして、お母さんアザラシは一足先に北極の海へ帰ってしまうこと。 人間から見ると可哀想と思ってしまいますが、ちゃんと理由があるんですね。最後の説明も読んでもらいたいです。 可愛いだけでなく、色々と学べる一冊です。
投稿日:2009/07/15
あざらしは、ぬいぐるみやキャラクターでよく見ますが、本当のアザラシの赤ちゃんと同じだなと不思議な感じがしました。真白な赤ちゃんが、大人になるとずいぶん変わるのもびっくりしました。 赤ちゃんが眠っている様子がかわいいです。人の赤ちゃんと変わらないなと思いました。こんなにかわいい赤ちゃんが、たった2週間で独り立ちすることに驚きました。野生生物のきびしさとすごさを知りました。
投稿日:2008/08/21
はじめて タテゴトアザラシのことを 知って感動しました。 2月は、時々雪が降りとても寒いのですが、タテゴトアザラシはもっともっと寒いところで、今頃 赤ちゃんが生まれているのですね。 赤ちゃんが産まれたところ かわいいい! お母さんは、すごいなあ 自分の赤ちゃんのにおいをしっかり覚えていて、ブリザードで見失った赤ちゃんと対面した時の嬉しそうな姿に、感動します。 お母さんの愛情を、感じ、赤ちゃんが どんなにお母さんを信頼しているか、絆の深さを、感じます 人間のお母さんも、赤ちゃんを産んだ時は、同じように、よろこび、赤ちゃんを育てるために、おっぱいあげます。 赤ちゃんが おっぱい飲んでる姿みると、自分の出産のときの感動がよみがえってきます。 赤ちゃんに泳ぎ方を教える。 生きる為の大切なことを、しっかり教えてね。 そして 2週間たったら、赤ちゃんをおいていくんだ。 人間の親子とは ずいぶん違いますが、これが、タテゴトアザラシ達の 生き方としりました。 あかちゃんは これから 一人で いきていきます。 お母さんの 血がながれています。 お母さんの こころがあるのです。 すごい! しめくくりの言葉が私のこころに深く ひびきます。 タテゴトアザラシの生き方に教えられ 感動してます。
投稿日:2008/02/27
写真集みたいな本かなと思って読んでみたのですが ちゃんと文章もあり、勉強になりましたね。 上の子がアザラシが「可愛い!見たい!」と手にとって 読んだのですが、産まれてたったの2週間で親子は離れて それぞれに生活すると書いてあり私も子供たちも 「ええ〜っ可哀想〜」って言ってしまいました。 動物の親子って凄いなと自然の壮大さも感じながら 親子の愛もしっかり感じられる本です。 可愛いというだけじゃなく色々な感じ方が出来る本だと思います。
投稿日:2008/02/11
ラストの文章がとても心に響きました。 タテゴトアザラシの親子関係はたったの2週間。 え〜!!私たち人間からは想像も付かないお話しですが それも、ラストの言葉でしっかり締めくくられていて 感動しました。自然界の厳しさも痛感する物があり、 たった2週間の親子関係でも、内容の濃い子育てをする お母さん。ジ〜ンとしますね。 子どもたちは、タテゴトアザラシの赤ちゃんが 1日に2キロも体重が増えるのにビックリして、その感動は 薄かったようですが、また、もうすこし大きくなると 違った見方ができるかな?
投稿日:2007/04/12
図書ボラ仲間が、3年生に読み聞かせをしていました。 1日で2キロも太るというところと、おかあさんと別れる所で、反応がありました。 まだ生まれて間もないのに、もうお母さんと離れるなんて、自分と重ねて考えているのでしょうか。 ありえないって思っているのでしょう。 最後のページの文章がとても胸に響いてきました。
投稿日:2007/02/22
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