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4件見つかりました
親の私も物に溢れている時代に生まれ育ち、また我が子も物に溢れている時代に生まれ育ち。 確かに飽きるほど物が手に入る時代。 それゆえに失うものも大きいのだろうな〜とさえ感じる昨今です。 捨てられ飽きられた物たちに、心があったなら・・・ そう考えると物を大切にしたく思いますね。 そして、意外にも手放してしまった物ほど、後にその大切さに気づいたりするのですよね・・・。 大人もハッとさせられます。
投稿日:2020/06/19
無くなって初めて存在の有難みが分かるっていうこと、ありますね。 このお話は子どもにとって誰もが持っているお気に入りのアイテムが無くなってしまったら・・? ということを考えてみるきっかけになる絵本だと思います。 物への愛着心を育み、物を大切にすることを知る。とても良い絵本だと思います。
投稿日:2019/10/01
児童文学「モモ」を執筆したミヒャエル・エンデの作品です。 これはカスペルと言うぼうやのお人形のお話。 彼はぼうやを笑わせるお仕事が大好きでした。 でもやがてぼうやは他のおもちゃたちに気をとられ、 カスペルがつまらなくなってしまい、窓から捨ててしまいます。 前半、カスペルのたどった道を読むと せつなくなります。彼の身を案じながら 飽きたら捨ててしまうぼうやに少し苛立ちも隠せません。 絶望の状況にいてても カスペルのぼうやを笑わせることをしたいんだって 言い切ってしまう強さに感動。 彼の願いが叶いますようにと読み進みながら 目が離せないでしょう。 本当の意味での物に対する感謝の気持ちを 感じて欲しいなって思います。
投稿日:2007/11/03
ぼうやがお人形のカスペルを窓から投げて捨ててしまう。大好きだったのに。後悔して泣いて・・。わがままをしたことのある子なら、誰でも息をのんで聞き入ります。本当のハッピーエンドは悔悟や嘆息や自己嫌悪の果てにしかありえないのだという人生の基本が、さりげなく盛り込まれています。少しおませな年頃になると、膝に座りに来て読んでもらいながら「普通はお人形を捨てたら絶対、戻ってこないよね」なんて親に確認したりするのです。駄目親の私は「カスペルみたいに戻ってくるもん」とぽいぽい捨てられるのも困るしと思い「そうねえ、捨てないのがいちばん良いわね」なんて言ってしまうのですが、もう少し相手がおとなになったら、真剣に見つけたいものはどんなに不可能に思えてもあきらめてはいけないということ、いつか必ず見つかるのだということを、教えてやりたいとも思うのです。ひび割れた土器のような心にスープが注がれるような温かい読後感のある絵本。おとなにもおすすめです。
投稿日:2003/09/24
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