中を開けた時息をのみました。クロード・モネを連想させる仕掛けがあったです。素晴らしい始まりでした。列車のホームからはこれから始まるであろう沢山の乗客の楽しい旅を予感させる空気がとてもうまく描かれていたと思います。リサは何と好奇心旺盛な子なのだろうと感心しました。寝ている男の人の足をあげるだなんて!さすがリサ!ママがサンドウィッチをくれてなだめる場面は万国一致だなと微笑ましく思いました。ビー玉は転がりだすと捕まえるのが難しいという事をこの絵本を読んで思い出しました。三時間もあればビー玉の達人になれる!と言い切るリサはやはり逞しいなと思いました。個人的に真っ赤なシートがゴージャスでとても素敵でした。こんな列車に乗って旅したくなりました。隣の席にリサがいたら長い列車の旅も相当楽しいだろうなとわくわく想像が膨らみました。