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ボビーとそらいろのヨット自信を持っておすすめしたい みんなの声

ボビーとそらいろのヨット 作・絵:マーガレット・バーディック
訳:渡辺 茂男
出版社:童話館出版
税込価格:\1,320
発行日:1995年
ISBN:9784924938465
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,406
みんなの声 総数 16
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11件見つかりました

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  • 相手にとってのいいものとは

    アナグマさんのお店に置いてあったヨットが欲しくなったボビー。
    でもそれを手に入れるには、お金ではなく「いいもの」と交換です。さあ、ボビーは「いいもの」が何かを考えなくてはなりません。
    あれこれ考えてお店に持っていきますが、色々な理由で断られます。そしてその度に、その理由についてもしっかり考え受け止めるボビー。そして最後はヨットの持ち主であるビーバーさんが、これならきっと喜んでくれる!と確信したものをお店に持っていき、ヨットと交換してもらえました。
    相手が喜ぶものを懸命に考えるボビーの姿はとてもけなげで素敵で、自分の子供にもこういう心が育ってほしいと感じました。でも同時に、自分はそういうことを考えられているだろうかという思いも…。親も気づかされるお話です。
    今回は図書館で借りて読みましたが、購入して度々読んであげたいと思う素敵な一冊でした。

    投稿日:2021/11/15

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  • とても大切なこと

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    お店で見つけた空色のヨット。
    欲しいけれど、それをもらうには
    お金じゃなくて、
    そのヨットを作ったビーバーさんが
    喜んでくれる物との交換です。

    かわうそのボビーも一生懸命考えて
    いろいろ持っていきますが、
    何度も断られます。
    それでも、理由を言われて納得して、
    さらにビーバーさんのことを真剣に考えて・・・。
    きっとボビーにとって素晴らしい経験になったでしょうね。

    相手のことを考え、
    相手が何を喜ぶか、
    大人でも難しいことですが、
    とても大切なことを
    こんなふうに絵本で読めて
    この本がとても気に入りました。

    投稿日:2020/10/14

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  • 王道のおはなし

    定番の絵本のようですが、はじめて読みました。
    相手に喜んでもらうこと、をテーマにした、これぞ王道のおはなしです。
    小さいサイズながら、こまやかに書き込まれており、
    お店の場面は、大人でも、みながら楽しみました。
    どうぶつたちも、とても愛らしいです。

    投稿日:2018/08/16

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  • 贈り物とは

    • さみはさみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    5歳の長男に読みました。

    ヨットを手に入れるために、ヨットの持ち主が納得してくれるものを提供しなくてはならないボビー。贈り物を選ぶのは難しいものですが、この本の場合は、相手の普段の趣味について情報がないので、なお難しいですね。

    相手が喜ぶことは何なのかを一生懸命考える姿は素敵です。長男は気に入って、何度も読みたがりました。

    投稿日:2013/10/23

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  • かわいい絵と素敵なお話

    題名を見た時は男の子向けかな?と思いましたが、お話は男女関係なく楽しめるお話でした。絵もかわいくて、つぶらな瞳の表情がなんとも言えません^^
    お店で見つけたヨットと交換出来る、何か素敵なものを探すカワウソくんのお話です。自分で一生懸命考えて、これじゃだめだよと言われても他の物をまた一生懸命考えます。ダメな理由もちゃんと受け止めてとても素直なカワウソくんです。
    年長になってもすぐに親に頼ってしまう我が子に、「自分で考えてみて」と伝えられる絵本でした。

    投稿日:2013/08/08

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  • お金でない価値

    • みるぴんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子2歳

    ビーバーさんの作った模型のヨットがお店で「いいものと交換」という条件で売られていました。そのヨットをかわうそのボビーが手に入れる為に探してきたものとは、というお話。
    なんともワクワクするお話です。
    お金でなく、いいものと交換というのがなんとも素敵。
    お金を持っていない子供でも、手に入れることが出来る!
    自分なら何を持っていくだろう?と考えながら読むのも楽しいです。
    ボビーが持っていった品物はとても素敵でした。
    最初は自分が素敵だと思ったものを持っていったボビー、でも最後はビーバーさんが喜んでくれるものを想像していました。
    相手を思う気持ち、想像力、本当に大切なものだと思います。
    そういったことをさりげなく伝えてくれる絵本です。
    私だったら何を持っていくかな??まだ答えは出ていません。

    投稿日:2011/12/07

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  • 喜んでもらえるもの

    主人公はボビーというカワウソの男の子。アナグマさんのお店に並んでいたビーバーさん手づくりの素敵なヨットを見つけます。
    このヨット、お金で買うのではなく「いいものと交換します」ですって。
    ボビーは一生懸命、交換してもらえるような「いいもの」を探すのですが・・・。

    相手に喜んでもらえるものを探すのって、、、難しいですよね。
    プレゼントならともかく、「交換」はほんとに難しい。
    ボビーがいろいろ考えて持って行くたびにアナグマさんから却下されるのをみて、いったい何なら満足してもらえるのかって読みながら考えちゃいました。

    でも最後にボビーは、素敵なものを思いつきます。
    なるほど!確かにそれなら、等価交換かも!!
    自分がとても素敵だと思ったものを相手にも見せたい、持っていてもらいたいという気持ち。相手がほんとうに喜んでくれるものを一生懸命考えること。
    人にモノをプレゼントするってこういう気持ちなんだよ、ということを教えてくれます。

    ほどよく写実的な挿絵も素敵ですよ♪

    投稿日:2009/05/25

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  • 喜ぶ顔が見たいね

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳

     アナグマさんのお店で素敵なヨットを見つけたカワウソの男の子ボビー。ヨットを手に入れるために、交換できるいいものを考えます。
     スタートは欲のためですが、ビーバーさんが喜んでくれるもの、なくならないでずっと楽しめるものを一生懸命考えます。受け取る人を考えながらプレゼントを選ぶ幸せが伝わってくる素敵な絵本でした。
     もうすぐおばあちゃんの誕生日、いつもより心をこめて子どもたちと一緒にプレゼントを考えることができそうです。

    投稿日:2008/12/15

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  • 相手の身になって考えること

    とっても可愛らしいお話でした。
    かわうそのボビーは、アナグマさんのお店にある「ヨット」が欲しくて、それと交換できる「いいもの」探し。
    このいいもの探し。
    自分にいいものであってもダメ。
    相手(=ビーバー)の視点にたたなきゃなんないのです。
    いいものってなんだろう?って考えるボビーもそうですが、
    そうやってアドバイスをあげるアナグマさんもすごいと思いました。

    読みながら、親子でいいもの?って本当なんだろう?
    何をあげたら相手は喜ぶのか・・・と一緒に考えちゃいました。

    相手の身になって考えること。
    心のこもったものがどんなに嬉しいか。
    そんなことを感じる絵本でした。

    投稿日:2008/01/31

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  • ステキなメッセージがたくさん。

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子1歳

    図書館で見かけ、私(ママ)が気に入って借りてきた本です。
    絵のタッチが、淡い水彩画のようでステキ。
    色もキレイだし、動物さんたちが、デフォルメされすぎず上品に描かれています。
    昔好きだったシルバニアファミリーを思い出すような・・・。

    かわうそのボビーは、ビーバーさんの作った空色のヨットが欲しくて、ヨットと交換できるような「いいもの」を探します。
    ボビーはずっとヨットのことばかり考えて、目をつぶっても空色のヨットのことを思い、夢にまで出てくるくらい欲しいのです。
    現代の子どもたちが、ここまでひとつのもののことを欲することってあるのかな・・・?
    お金で何でも手に入る、「欲しい」といえばすぐに親が買ってくれる・・・
    そんな現代に警鐘を鳴らす、と言うと大げさだけど。
    わが身を振り返る機会になりました。

    それも、自分の欲のことだけじゃなく、
    「キレイな色の葉っぱも、枯れてしまえばビーバーさんの手元には何も残らない」
    「おいしいニレの枝も、ビーバーさんが食べてしまえばおしまい」
    ボビーはヨットを手に入れればずっと遊ぶことができる、その対価ってどんなものがいいのか?
    売主であるビーバーさんのことを考えてあげる、
    その視点を与えてくれてもいるのです。

    結末も、とてもステキです。
    ビーバーさんは、自分のためにいろいろ考えながら描いてくれた、ってことも嬉しかったんじゃないかな?

    私個人的にはとても気に入っているのですが、うちの1才10ヶ月の怪獣息子にはまだ早かったみたいで、読んでいる途中で飽きて脱走してしまいます。
    年齢3才くらい〜かな?
    もしかしたら女の子のほうが楽しめるのかもなぁ・・・。
    でも、様々なメッセージがこめられていて、とても大事な本になりそうなので、
    息子がこのメッセージに気付くことができるときまで、手元においておきたい気持ちになりました。
    いずれは購入すると思います。

    投稿日:2008/01/14

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