もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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8件見つかりました
ゆうたが生まれる前に芽を出した川原で拾ってきたクルミ。 庭に植えられてゆうたと一緒に育っていました。 それが田舎からおばあちゃんが出てきた一緒に住むことになり くるみのきを切ることに。 とても命のつながりを感じる本でした。 おばあちゃんからお父さん、そして僕。 川原のクルミの木から落ちた実が自分の家で木になり そしてまたその実を川原に埋める。 色のない版画の挿絵なのですが、とてもあたたかいおはなしで 子供と一緒に感動してしまいました。 色々なものとのつながりに気づきとおばあちゃんを敬う気持ちを持って ゆうたが成長していく姿が大きく感じました。
投稿日:2009/08/21
自分と一緒に育った木ならば、何よりも大切なものに違いありません。 その木を伐ってしまうのは、自分が伐られてしまうような思いに違いありません。 けれど、同居を始めた祖母のためなのだと考えると、ゆうたは本当に大切なものは何かと考え、決断します。 心温まる物語ですですが、くるみの実を、河原の親木のそばに埋めたとき、本当に何よりも大切なものは、自分にある慈しみの心なのだと、感じました。
投稿日:2019/08/27
ゆうたは、自分と一緒に育ってきたくるみの木を切ることが、嫌だったのですが、それ以上に大好きなおばちゃんと離れて暮らすのが嫌だったので、くるみの木を諦めておばあちゃんを選んだのが嬉しくなりました。おばあちゃんは、ゆうたがくるみの木を切るのを嫌がっているのを知ると一緒に暮らすのを諦めて田舎に帰るといいました。お互いに素直な孫との関係を築いているなあと思いました。ゆうたがおばあちゃんを田舎に帰るのを止めた場面にはやっぱり涙なしには読めませんでした。川原の親の元に戻ったゆうたの家で育ったくるみの木の実を埋めて、おばあちゃんとゆうたみたいだなあと思いました。おばあちゃんのことを思いやるゆうたの決断に自分のことのようにいつまでも嬉しいわたしです!
投稿日:2018/06/15
自分と一緒に育ってきたくるみの木。 それがどれだけ大切なものか、ゆうたの気持ちが痛いほど伝わってきます。 でも、もっともっと大切なものがあることに気が付いたんですね。 ゆうたの優しい心、そしてひとつ成長した姿にジーンと感動しました。 家族のみんなもとても優しくて心が温まります。 ゆうたの気持ちを大切にし、決して無理をさせたり怒ったりしない両親。 大切なことに気付くまで温かく見守る姿には、子供への深い愛情を感じました。 河原でくるみの実をうめるゆうた。 この実もいつか芽を出し、ゆうたと共にきっとまた成長していくのだと思いました。
投稿日:2009/02/27
とても素敵なお話しでした。 ゆうたがまだお母さんのお腹にいるときに お母さんとお父さんが土手から拾ってきた一つのクルミが 長い年月をかけて大きな木になり、やがてくるみの実を付けるまでに。 ところが、ちょうどその頃にゆうたの家でも変化があって くるみの木を切ることになったのです。 自分が生れたときからあるものがなくなってしまうことはとても 辛いことだけど・・・ゆうたはくるみの木の生命のつながりを 見付けることができ、あらたな命の誕生を待ち望むことを くるみの木を通して感じることができました。 自然のなかでの命のつながり、とてもたくましいですね。 そして、壮大な力や優しさを感じます。 また、挿絵も版画なのかな?で描かれていて 細やかな表情がたっぷりで、暖かみがあり、 印象的で良かったです。
投稿日:2008/10/03
息子はまだ2歳なので、こんなに長いお話は聞けないと思いますが、 私(母)が興味があったので読んでみました。 大きくなったら読み聞かせてあげたいと思います。 ゆうたは、自分が生まれたときから一緒に育ってきたくるみの木を、とても大切に思っています。 一人で暮らしていたおばあちゃんが、ゆうたの家で暮らすことになり、 最初は喜んでいたゆうた。 でも、そのためには、おばあちゃんの部屋を作らないといけないから、 くるみの木を切る必要があったのです。 「切ったら木がかわいそう」と抵抗するゆうた。 でも、おばあちゃんが「やっぱりおじいちゃんといた家に帰る」というと、それもかわいそうで・・・。 迷って揺れ動くゆうたの心が、痛いくらいわかるのです。 でも、やっぱり「生身」のおばあちゃんを優先したゆうた。 ちゃんと、まっすぐに、育っているなぁ、と感動しました。 それは、お父さん・お母さんの愛情と、 その両親を育てたおじいちゃん・おばあちゃんの愛情と・・・ たくさんの愛情が、何世代も受け継がれてきたからですね。 最後に、くるみの木の実をまた埋めることで、 命のあり方も考えさせられます。
投稿日:2008/08/14
たまたまくるみ割りに子どもがはまっているので、この絵本を借りてきたのですが、出会えてよかった! 久しぶりに涙が溢れた絵本です。 ゆうたがお腹の中にいるときに芽を出したくるみの木。 お庭で、ゆうたと共に大きくなっていきます。 おとうさんが切った枝で木のおもちゃを作ってくれたというのも素敵だなと思いました。 くるみの実を初めてつけた年、お庭におばあちゃんの部屋を作ることを聞かされます。 くるみの木は切らないといけないと言われ、ゆうたは受け入れられません。 おばあちゃんに対してゆうたがしたこと、おばあちゃんがゆうたに言った言葉・・・すべてが共感できて、涙が溢れました。 くるみの木も大切だけど、おばあちゃんも大好きなゆうた。 最後に選んだ方法は、とても素敵なことだなぁと思いました。 くるみの木もずっと生きていくんですね。 ゆうたとおばあちゃんを通して、命のつながりの神秘さも感じることができました。 家族も同じ。 ゆうたの優しい気持ちが受け継がれていくんだと思います。
投稿日:2007/04/15
とってもじ〜んとくるお話しでした。くるみの木を大切に思う気持ちとおばあちゃんと離れたくない気持ちがいりまじり、結局おばあちゃんと離れたくないのでくるみの木を切ることを決めたゆうた・・。すごいなぁ〜と思いました。でも、ちゃんとくるみの実を一個とっておいて今度はひろ〜い土手にうめたのです。その隣には切ったくるみの木のおかあさんが・・。その時のゆうたの一言・・・「いま うめたくるみの実が大きくなれば切ってしまったぼくの木もしなないんだ。ずっとずっといきるんだ。」この言葉にじ〜んときました。
投稿日:2003/12/03
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