仕掛け絵本にハマった私は、
「クッキーカウント」の次に、この本を購入しました。
クッキーカウントにもねずみが出て来ますが、
こちらにも、白いねずみさんがたくさん出て来ます。
色こそ少ないけれど、可愛らしさでは負けません。
クッキーカウントが小・中学生版なら、こちらは中・高校生版。
仕掛けが増えて、幾分繊細になっていて、
そうーっと開いたり、そーっと引いたりして楽しみます。
クレセント・ムーアさんの素敵な詩も、ゆっくり楽しますよ。
「あざみの わたげが とぶように」夜空を駈けるサンタのソリ。
なんて素敵な表現でしょうか。
ふわふわと降り積もる雪の中、静かに舞い上がるソリが想像出来ます。
どのページも素敵でため息が出ますが、
そりを引く8頭立てのトナカイの仕掛けは大迫力です。
うわぁ!と、少し体を反らしてしまうほど飛び出して来ますよ。
落ち着いた、大満足の1冊です。