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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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クリスマス・イブ 新版自信を持っておすすめしたい みんなの声

クリスマス・イブ 新版 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:ベニ・モントレソール
訳:やがわ すみこ
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2003年11月
ISBN:9784593500390
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 15
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9件見つかりました

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  • ☆美しい☆

    マーガレット・ワイズ・ブラウンというと『おやすみなさい、おつきさま』が有名ですが、これもとってもステキなお話です。
    表紙もキラキラしていて、とってもきれいです☆

    クリスマスカラーって緑や赤、黄色のイメージですが、この本はオレンジがほとんどで、後は黒と少しの黄色と余白の白。
    オレンジがほとんどってはでっぽいなぁ思ったのですが、読んでみると全くそんなことはありません!
    まよなかのことなのに、オレンジでも派手ではないのです。
    不思議・・・!

    クリスマス前夜の子どもたちのドキドキする気持ちのお話です。
    お話は、淡々と書かれているのに、なぜか読み進めていくうちに、こちらのほうがドキドキしてきて、あわててベッドに入る子どもたちと同じ気持ちになって息をとめてひっそりとしなくてはいけない気持ちになってくるのです。

    この絵本は我が家のいきつけの本屋さんのお姉さんに教えてもらいました。
    でも、注文をお願いしたのが遅すぎ、街の小さな本屋さんであるそのお店にはこの本は回ってこなかったのです。
    そして、次の年に早くから予約して、ようやく手に入れた大切な本です。

    息子には2歳のころから読んでいます。
    息子に読んでいるはずなのですが、読後、私のほうが本の余韻にどっぷりひたるので、息子の反応はよく見ていません
    でも、きっと気に入っているはずです。

    投稿日:2008/11/22

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    2
  • イブの魔法のようなひととき

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     不思議な絵本でした。日本では約20年ぶりの復刊とか。マーガレット・W・ブラウンのクリスマス絵本です。クリスマス・イブの夜のほんのひとときが描かれただけの絵本。でも、その神秘を待ちわびる胸躍る気持ち、その時だけ魔法にかけられたかのような時間の流れ方が絶妙な間で表現され、ドキドキする気持ちが読者にも伝わってきます。イラストはイタリアの画家によるもの。私のクリスマスのイメージと違って、黄色、オレンジ、金色という華やかな色の選択がなされました。オレンジ色で雪の降る夜が表されるのですが、これには驚きました。後半感じたのですが、これは暖炉の火の色なのかもしれません。クリスマスツリーの輝くばかりの美しさには黄色が加わり、ピカピカの様子がよく出ています。クリスマス・キャロルの響く雪の町の情景は歌声の余韻を残し、思わず日本のクリスマスを思い出しました。
     わたしの母教会は病院付属のチャペルで、キャロリングはいつも病院内から始まり、その後、町へ繰り出すというパターンでした。実家は毎年、聖歌隊がひと休みをする休憩地点のひとつです。(うちでは、おでんと甘酒をふるまいます。今年も同じと母が言っていました。)厳寒地方でのキャロリングは凍りつくようで結構つらいのです。顔や手足が寒さのために痛くなってくるほど…。そんなこともあり、この絵本を読み、雪降る町でのキャロリング風景を思わず思い出しました。息子も娘も、まだ日本でのクリスマスを味わっていません。華やかな米国の教会でのクリスマスと違って、簡素なチャペルでのイブ礼拝もよかったなと回想します。この絵本のおかげで日本のクリスマスに思いを馳せることができました。
     オレンジ色に黒のペン画で描かれるページを、息子と娘はどう感じるのだろうとちょっぴり不安でしたが、二人ともじっと静かに聞き入っていました。このオレンジ色はやはりクリスマスの暖かさを象徴する色なのでしょう。

    投稿日:2003/12/24

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    1
  • キャロルを歌う大人たちの歌声

    期待で胸がいっぱいなのでしょう、どの子も眠れないクリスマスの夜。
    起き出した子供たちは寒さに震えながらひたひたと階段を降りてゆきます。
    さっきまで、両親が明日の用意をしていたのでしょう。
    階下の廊下は温かく、ほの暗い部屋の、ツリーが素晴らしいです。
    描いていない空間に、想像が拡がります。
    雪の街で、キャロルを歌う大人たちの歌声。
    日曜学校で覚えた聖歌を懐かしく思い出しました。
    子ども時代、、、素敵ですね。

    投稿日:2018/04/08

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    0
  • クリスマスの夜の厳粛さが伝わる

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     私の家は三代続くクリスチャンホーム。なので、クリスマスは家族のイベントの中でも超特別でした。
     サンタさんを信じていた小さな頃は、どうしてプレゼントが朝おかれているのか不思議でした。また、クリスマスイブの礼拝が終わると賛美歌でキャロリングをするのが子供の頃からの習慣でした。

     そんな、厳粛なクリスマスイブの風景が見事に描かれています。4人の子供たちの息づかいまでが聞こえてきそうで、この本を読むといつも懐かしさでいっぱいになります。

     私が読んでいたのは、昔のものだったようです。でも、素晴らしいものはもっと子供たちにも伝えたいものです。

    投稿日:2009/12/16

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  • 詩的な文章が心地よく

    この本もクリスマスの時期によく見かける本です。詩的な文章が心地よく響きます。

    オレンジ色に包まれた絵がとても印象に残りました。

    クリスマスが待ちきれなくて、こっそり寝床を飛び出す子どもの気持ちもよく理解できます。

    クリスマスの晩には、大人たちが歌を歌って家を周るという風習もさすがに海外ならではと思いました。懐かしい感じのするクリスマス絵本だと思います。

    投稿日:2008/12/18

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  • 静かに心に響く本だと思います

    • ちひろろさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 男の子4歳、男の子0歳

    まず、絵がとても美しいです。色調は黄色・オレンジ・黒で描かれているのですが、シンプルな分美しさが強調されます。子どもが親に内緒でベッドを抜け出すドキドキは、大人になった今でも私も覚えてますので、絵本の子供たちに共鳴します。文章自体は、讃美歌の一節も出てきたりして、厳かな気持ちになります。矢川澄子さんの訳がよいですね。4歳の息子に読んであげたところ、ツリーの美しい絵が印象的だったようです。お話を味わうにはもう少し年齢が上の気がしますが、その分長く読める本だと思います。毎年クリスマス時期に読んであげたいです。

    投稿日:2007/12/19

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  • ジワ〜ッと楽しい名作

    1938年が初版だそうで、古いお話なのですね。
    とはいえ、子供たちのドキドキは永遠に変わりません。
    眠れずおうちの中をうろうろ。子ども部屋はすっかり寒いのに、居間はまだ温かだなんて表現が、遠い遠い記憶をまさぐります。
    ふと聞えてくる賛美歌。そうか〜、厳粛さには負けるけど情緒としては、日本で言う「火の用心」のようなものかな〜。

    とにかくクリスマスイブの夜が特別なものだと五感にくる。
    自分の記憶が呼び覚まされる。心にジワ〜ッと楽しさが広がる。
    そんな絵本でした。
    プレゼントを開けない子供たちが、プレゼントだけでなくイブの夜すべてに胸を躍らせていることをよく体現していたと思います。
    でも中身はわかっているんですね(笑)

    娘は、寝ないとサンタはやってこないと『ノンタン サンタクロースだよ』でインプットされているようで、イブの夜中にウロウロしているなんてとんでもない、とのことでした。
    娘のワクワクは、いつもより早く寝ることだそうです(笑)

    投稿日:2007/11/28

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  • 厳粛な雰囲気です

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    日本のクリスマスとはまったく違う雰囲気です。

    子どもたちが思い浮かべるものも、サンタクロースだけではなく、
    おほしさまや天使です。
    みんなで、ツリーにさわってねがいごとをしようと、ベッドをぬけだします。
    どんなねがいごとなのでしょう。

    そして子どもたちが見た物は。。幻想的な描写がすてきです。
    そして子どもたちが聴いた歌声。

    素敵な絵本です。

    投稿日:2006/12/04

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  • クリスマス・イブの夜

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    イブの夜の情景が美しい、ブラウンらしい微妙な色彩と音が感じられる絵本です。
    大人たちは寝静まっているというのに、4人の子ども達は寝付けないのです。
    そうだ、寝る前に階下へ行ってクリスマスツリーに触って願い事をしよう!
    お父さん、お母さんを起こさないように、そおっと、そおっと・・・。
    やっとついた階下のクリスマスツリーで子ども達が見た光景・・・。
    そして、雪降る外では、大人たちが巡回する「きよしこのよる」の歌。
    オレンジが基調の、静けさに満ちた絵がとても美しいです。
    子ども達の緊張感や感性まで伝わってきます。
    「きよしこのよる」の歌声が本当に聞こえるようでした。

    投稿日:2005/12/12

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