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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

マローンおばさん自信を持っておすすめしたい みんなの声

マローンおばさん 作:エリナー・ファージョン
絵:エドワード・アーディゾーニ
訳:阿部 公子 茨木 啓子
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1996年10月
ISBN:9784772190244
評価スコア 4.44
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  • 世間から隔絶され、貧乏で孤独なマローンおばさん。
    老いるということはこういうことなのでしょうか。
    招き入れた動物たちが唯一の救い。
    愛情を受けた動物たちにみとられてマローンおばさんは天国に旅立ちます。
    崇高な詩ではあるけれど、なんだかジーンとしてしまいました。
    マローンおばさんは、動物たちに見守られて幸せだったのだろうか。
    せめて息を引き取るところにいてくれたことが、救いではあったとは思うけれど。

    投稿日:2013/01/08

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  • わかちあい。

    • ちゅら。さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    森のそばで、ひとり貧しく暮らすマローンおばさん。

    誰にも気にかけてもらえず、優しくされもしなかったのに、
    寒い冬、次々訪れる弱った動物達に居場所を与えてやります。
    食べ物も分けてやります。

    「あんたの居場所くらい、ここにはあるよ」と。

    アリーナ・ファージョンの美しく慈しみ深い詩。
    そして見事な日本語訳は、声に出して読みたい独特のリズムです。

    マローンおばさんは、自分の全てを動物達にわかちあい、
    読むもの、聞くものにも大切なことを分けあたえてくれます。

    この本を読み、佐藤初女さんを思いました。

    アーディゾーニの多くも少なくもない絵が、
    マローンおばさんの心をそのまま表現しているようです。

    投稿日:2009/10/14

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  • やわらかなものに包まれるかんじ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    おはなし会で、ファージョンの詩を聴いて、興味がわきました。
    宗教的なところがありますが、それとは関係なく心に響くものがあります。
    他の命を自分の命同様に大切にできる優しさ。
    すべての命には、居場所=生きる意味があるんだと安心感。
    なにか悩んだ時に、そっと開いてみるといいかもしれません。
    じわじわと温かさが伝わってきます。

    投稿日:2007/10/04

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  • 涙が静かにほおを伝います。

    愛って何だと思いますか?

    追いかけることが愛?
    待つことが愛?
    与えることが愛?

    この絵本を読んだとき、涙が溢れました。
    マローンおばさんは身寄りもなく、みすぼらしいおばさん。
    それでも、ある日一羽の鳥がマローンおばさんの元へ。
     
    マローンおばさんに何もなくても、そのままの姿で愛される。
    愛とはありのままの姿を愛してあげることではないでしょうか。
     
    そして、マローンおばさんが小鳥や、ねずみたちに、食べ物を分け与えることが、マローンおばさんの愛なのです。

    私はうつになった時、初めて自分を愛するということを知りました。
    自分の弱さ、苦しさを自分自身で愛してあげる。
    それは人に対しても同じです。
    ありのままの自分で愛されることを、この絵本は教えてくれました。

    投稿日:2005/05/30

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  • いまだ涙声

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     マローンおばさんは森のそばでひとり寂しく暮らしています。誰一人マローンおばさんの様子を訪ねる人はなく、心にかける人もいません。でも、マローンおばさんは心の大きな持ち主です。月曜日から順に訪ねてくるみすぼらしい動物たちに「あんたの居場所くらいここにはあるよ」と話しかけ、心休まる場所を与えてあげるのです。そして、土曜日の夜……。
     英国人児童文学作家・詩人エリナー・ファージョンの詩です。英語で読んでも、日本語で読んでも、最後は涙声になり、子どもの前ではまだまともに読めていない状態が続いています。この美しい詩に出会えたことに心から感謝。後半はキリスト教的ですが、そこに描かれた主題は宗教を越え、普遍的です。黒のペン画がまた詩にぴったり。床で眠るマローンおばさんは動物たちと同じ高さにいますよね、それが忘れられません。冬が来たら開きたい、わたしにとって大切な一冊です。

    投稿日:2004/01/06

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