鳥におそわれ、危機一髪にげおおせた、トカゲのニニロ。
でも、大事なものを失ってしまいました。それは、しっぽ。
そのしっぽを探して、いろんなものをしっぽにみたてるのだけれど....
とにかく、はまりそうなものなら、かたっぱしから、しっぴにはめてみる。でも、なかなかあわない。
その様子がなんともかわいらしい。
しかも、ぜったいに違うでしょ!っていうようなものを、ニニロはしっぽだと言い張る。
生まれた時から、ずっとミミズだというミミズに対して、それなら生まれる前はしっぽだったんだというニニロ。
この発想は最高です。
無理やり、しっぽにされてしまったミミズと、大満足のニニロの表情が対称的でまたおかしい。
こんな発想が出てくるのが、さすが、いとうひろしさん。