新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

クリスマスに咲いたひまわり自信を持っておすすめしたい みんなの声

クリスマスに咲いたひまわり 作:ウテ・クレーマー
訳:小貫 大輔
出版社:ほんの木
税込価格:\2,420
発行日:1991年
ISBN:9784938568245
評価スコア 4
評価ランキング 29,984
みんなの声 総数 2
「クリスマスに咲いたひまわり」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 金色の心はどこにある?

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子3歳

    この本は、ブラジルのファベーラ(貧民街)に住む、子供達の為に書かれたものです。

    作者のウテ・クレーマーさんはドイツで生まれた方で、ブラジルのサンパウロのシュタイナー学校で教えるかたわら、「モンチ・アズール」というファベーラで子供達を教える活動を始めます。その後、シュタイナー学校は退職し、モンチ・アズールの活動に身を動じていくのです。

    金色の心を持った男の子が、病気のおばさんに果物を届けるというお使いを拒否してしまいます。そのために、男の子の心には、汚いシミが広がって、金色の輝きが失われてしまいます。そのことに気がついた、男の子は、自分で金色の心を取り戻す方法を考えて努力するのです。それは、おかあさんの大好きなひまわりを咲かせて、お母さんを喜ばせてあげようということでした。クリスマスの日にひまわりはきれいな花を咲かせ、お母さんに抱きしめてもらった男の子は、また金色の心を取り戻すのです。
    男の子が自分で考えて行動を起こすこと、大人の力を借りようとしても拒否されてしまう所、でも、中には優しい大人もいること、そうして、最後にはお母さんの愛情で、心のシミがとれること、など、厳しい生活環境で苦労している子供へのメッセージを感じます。でも、これらのメッセージは豊かな生活を送ることができる、日本の子供達にも届けたいと感じました。
    世界中には、いろいろな人がいることを、少し大きくなった子供たちに分かってほしいと思います。ぜひ、本文だけでなく、ウテさんの後書きもよんでください。

    投稿日:2004/01/24

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(2人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット