アメリカ創作絵本シリーズ 三人のおひゃくしょうのはなし
「月は だれのもの」 タイトルがおもしろいな〜と思いました
昼間は畑仕事をしている三にんの百姓たちが 夜になると、議論?(中身が 自分たちの自慢ばかりが 少々低俗かな?)
人間の 低俗さを比喩してるのかな?
ところが 満月を見て 「月は だれのもの?」と言い争うのです
満月もだんだんと 変化する(半月 三日月 新月と変化する)
こんな 変化さえ知らない 人間の愚かさを 三人の百姓たちは言い争う中で、仕事はそっちのけ やはり おろかな人間の姿
女将さんたちは 大先生に 聞いてみるように言うのです(女将さんたちは賢いかも)
大先生に「月は だれのものか」聞くために訪れると、なんと相談にきた人の行列・・・・ すごい 大先生なんだ
人は みんな 分からないことが多いんですね
そして 疑問を解決するために 偉い先生に聞く、これも いつの世も同じだと思いました
このお話の時代背景はずいぶん昔のようです。
現代では、地球や宇宙の変化を、いろんな人たちが 研究して、科学として今に伝えられているのです
このお話は 昔の人間が 大先生の教えを素直に聞いて
「月が みんなのために あることを かんしゃするが いい」
こう教えられと なるほどと素直に受け止めるのです。(ここがいい)
大先生のすばらしい教えに納得です!!(私も納得です)
百姓たちは 大先生のおかげで 月を眺め 「なんと 美しいのだろう
すてきなんだろう すばらしい」と感動することが出来たのです!
ここがすばらしい!(大先生のすごさですね!)
真実を 知ることで みんながしあわせになれる
うつくしいものを 美しいと感動できる(ここが このお話のすばらしいところです)
百姓たちは 「月は いつでも 美しいが みんなのものになるばんが なかでも いちばん うつくしい」
このように、思えることの幸せを感じて とても いい顔しているの!
大先生のおかげで・・・・
今、私たちは 月は だれのもの?と聞かれたら 大先生のように明快に答えられるでしょうか? 美しいものを見て 素直に美しいと 感じることが出来るでしょうか?
なかなか 哲学的なお話でした!(アメリカの創作絵本 絵も表情豊かで うまく描かれていると思いました!)