「おもちゃのくにの ゆきまつり」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

とても繊細で、優しい絵本です。
こみねゆらさん独特の雰囲気が流れていて、すっかり魅了されてしまいました。
おもちゃたちが暮らしている、おもちゃの国…
本当に、ありそうです。
こんなすてきな国へなら、行ってみたい！
こどもの頃に大切にしていたぬいぐるみも、ここに住んでいるのかなあ なんて想像してしまいました。

おもちゃの国からおまつりの招待状が届くという、何ともファンタジックなストーリーです。
誰しもおもちゃで遊んだ記憶はあるもので、子供は親しみを、大人は懐かしさを感じるのではないでしょうか。
幼い頃の温かく幸せな記憶が蘇ってくるような、そんな１冊にも思いました。

おもちゃのくにから、招待状が届いてニニーと一緒にゆきまつりに出かけた主人公です。そこで赤ちゃんのときに遊んでいたくまのぬいぐるみのヌヌと再会します。ヌヌに案内されて楽しいゆきまつりを過ごすことが出来ました。お祭りの終わりの鐘がなった時に、ヌヌにも家に帰ろうと誘ったけれど、おもちゃのくにで働くのも楽しいし、おもちゃのお友達もいるからずっとおもちゃのくにで暮らすと断られてしまいました。ニニーにそういわれてしまうか心配になった主人公ですが、ニニーには「おうちに帰ろう」と言われて安心できてよかったなあと思いました。ニニーは、いつも一緒に遊ぶかけがいのないお友達だから本当によかったと思いました。おもちゃのくにの絵がメルヘンチックで優しい楽しい絵がよかったです！

こみねさんの絵にひかれて読んでみました。
繊細な絵で描かれた、おもちゃのくに。
子どもの頃、ぬいぐるみで沢山遊んだものとしては、ほんとうにあればな、と思ってしまうようなくにです。
クリスマスプレゼントであたらしいおもちゃに出会う今の季節、ぴったりの絵本かと思いました。

夜に汽車が迎えに来て、大切なうさぎのぬいぐるみニニーと
一緒におもちゃの国のゆきまつりへ出掛けます。
おもちゃだらけの国、とっても楽しそう。おもちゃたちも
おもちゃの国を楽しんでいる様子が描かれています。
楽しそうだけど、大事にされなくなったり忘れられたり
したおもちゃもここへ来るのかと思うとちょっと
悲しくなりました。

本屋さんの、月刊こどものとものコーナーで見つけて
購入しました。

この作者のこみねゆらさんという方は、私は存じ上げなかったのですが
とても繊細で、かわいらしいのに子どもにおもねらない
素敵な絵だなぁと思いました。

おもちゃを、ただのモノではなく、お友達として認識していて
うさぎのお人形のニニを、
ちゃんと直してあげようとする姿に胸を打たれました。
うちの子たちにも、ちゃんとおもちゃを大事にしてほしいなぁ。

ただ、私が気に入った割には
子どもたちはさほど響かなかったようです。
絵も内容も地味だったかな？
女の子だったらもっと好きだったかも。

本屋さんへ行った時は
「こどものとも」関連の月刊誌コーナーを
必ず覗きます（＾＾ゞ
410円で、名作を先取り！ですよ

さて今回は・・・＼（◎o◎）／！
こ、こ、こみねさん作品＼（◎o◎）／！
2011年01月01日発売 （2月号） です

なんとも頼りげない繊細で
色もなんともいえない
この感じの絵が大好きなんです

そして、おはなしの内容も
いつも繊細

うさぎのぬいぐるみの腕が取れてしまう
持ち主は、なんと！男の子（草食系男子かな・・・（＾＾ゞ）
直そうと努力するんです
いじらしい・・・

そうしたら、おもちゃの国に
なんて、夢のある展開・・・
そこで小さかったころに大切にしていた、くまのぬいぐるみと再会
じ〜ん

なんと、本屋さんには手に取った1冊しかなく
おばさんは、迷うことなく即購入です！！！