「はなうたウサギさん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

やっかいごとをまきおこしても、いつもはなうたをうたってるうさぎさん。まわりの反応もなんのその。そのお気楽さが、楽しいです。
そんなゆるいうさぎさんですが、絵は力強い。版画なんですね。特にいろいろな動物たちの姿も表情豊かにえがかれていて、魅力的でした。

コールデコット賞受賞作品ということで
図書館で借りて読んでみました。

いつだってはなうたまじりのウサギさん、
マイペースでまわりを混乱に巻き込んでいくけど、
どこかにくめないんですよね。

それは、やはりはなうただから？

いつもいつも楽天主義ではいけないけど、
悲観的に生きるよりはこのうさぎさんを見習って
はなうたまじりで挑戦していきたいものです。

９歳長女と読みました。

お気楽なウサギさんのお話です。いつもはなうたのお気楽ウサギさん。周りの動物たちはそれに巻き込まれて困ってしまうんです。

ウサギがおもちゃの飛行機を木の上にひっかけちゃった。でも「心配することない」と駆け出したウサギさんが取った行動は動物たちに助けてもらうこと。でも、可哀想な動物たち（笑）

元気がないときに、隣にいてくれたら「大したことないんだな」と元気がもらえちゃいそうです。

　版画なんですよね〜。
　どの動物も味のあるキャラクターです。
　
　主人公のウサギさんのような人っていますよね。
　ポジティブを通り越し、時にトラブルメーカーになっていたりして。
　悪いことに、本人にはその自覚症状がないと来ると、端で見ている分には笑っていられますが、こういう人に巻き込まれると後始末のお鉢がこちらに回ってきたりして。
　涼しい顔の本人の周りが汗をタラタラ。　
　でも、なぜか憎めなかったりして〜。
　
　スタスタスタスタ、ヒョイヒョイ大きな動物を持ち運ぶ絵に、親子で当時爆笑でした。
　縦開きで見るページに、「オ〜〜〜〜〜〜〜〜〜！」と息子。
　ラストの展開に、つくづくハッピーなウサギさんだと思いました。