「ルンペルシュティルツヘン」の題名で読んだことのある絵本だったのですが、ジョナサン・グレイは、ちょっ手を入れ、大事なところはそのままに、書き直した。ウイットたくさん、元気いっぱいの絵と文章と解説にあるだけあってとても明るくて楽しく読めました。同じ絵本でも随分感じ方が違ってくるものだと驚きました。粉屋はいつも娘ルービの自慢話をすることは親ならどの親でも気持ちは一緒だと理解できます。いつも大げさな話ばかりするのは、やっぱり聞いている方には、うんざりしてしまいますが、やっぱり自慢の娘です。賢いルービは、素直だし、性格がよくてみんなから好かれたて、おうさまに宝物を数えさせておき、他のことは全部、ルービと子供たちがするようになったのもとてもいいなあって思いました。ルービに、二人目の子どもが生まれてという設定にもとても嬉しく読みました。おうさまが長生きして、ある日、重い金の袋を担いで、ワニのプールに落ちてから、それきりおうさまをみた人がいないという終わり方にも納得してしまった私でした。やっぱり、「母は強し!」でした!画きかたもさっぱりしていてとてもよかったです。