こいぬのシドは、ある朝突然ふわりと空を飛びました。
うれしくって、学校でみんなに話したけど、
友だちも、先生も、誰も信じてくれません。
それどころか、うそつき呼ばわりされてしまいます。
家に帰ってしょんぼりしているシドを
お父さんもお母さんも
心配そうに見守っています。
そしてお父さんがいいました・・・
「シド、いいこと おしえてあげよう」
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子どもにとって
自分のことを信じてくれる人がすぐ側にいるって、
なんて幸せなことでしょう。
子どもたちは、家族や身近な人たちに自分を信じてもらうことで
一つ一つ自信をつけて、成長していくんですよね。
子どもの目線で見ると
「わぁ〜!楽しい!」という気持ちになる絵本。
そして親の目線で見ると
「楽しい!」プラス「もっと子どもの力を信じてごらん!」というメッセージも受け取れる絵本ですね。