あるひうちにかえると、ぼくのかっているとりのワゾーがいなくなり「きっとみずのそば」と一文字一文字をならべた手紙が残されていました。そこで、お父さんとぼくはワゾー探しの世界旅行に出かけます。
アマゾンのほとりで「こんななかに、ワゾーもこっそりまぎれこんでいるのかな」と私が読むと、子どもたちは探し始めました。絵を見ることに集中している子どもたちってすごい!ワゾーがちゃんといるんです!しかも、どの頁にもぼくのそばにワゾーのかげががちゃんといるんです。
最後の一言で納得。ワゾーはいつもぼくのそばにいたんです。石津ちひろさんのことばあそびが大好きですが、この本も期待を裏切りませんでした。仕掛けが分かって改めて読み直すと、また面白さアップです。