「プーさんたちのたからもの プーさんともりのなかまたち」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

プーさんと仲間たちが、虹の端にあるという金の入ったつぼを探しに行くお話です。フクロウのオウルは、金の価値をプーさんに力説しますが、いまいちしっくり来ないプーさん…。そして金のつぼを探しに行く途中で、みんなはそれぞれが気に入ったものを見つけ、拾って大切にします。
世の中一般的に価値があるもの、金銭的価値があるものが宝物なのではなく、人それぞれ宝物は違うということに気づかされる絵本です。大人もはっとさせられるお話でした。

虹のはじっこにある金の入った壷を探しているうちに、自分達の宝物を見つけます。ピグレットはぴかぴかの石、ティガーは、綺麗な青いてんてん模様の卵の殻、ルーは草で出来た小鳥の巣、プーさんは紛失した３つめの蜂蜜の入った壷を夫々大切な宝物を見つけました。オウルはみんなが宝物を見つけたのに自分にはないとがっかりしていると、プーさんの思いやりでいろとりどりの木の実を貰いました。やっぱり自分だけないのが寂しかったと思いました。ミダスおじさんの言った言葉が、「金よりも、なによりも、友達が一番の宝物だってね！」素直に納得できる言葉でした。プーさんシリーズとても愉しみに読んでます。