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根っこのこどもたち目をさます自信を持っておすすめしたい みんなの声

根っこのこどもたち目をさます 作:ヘレン・ディーン・フィッシュ
絵:ジビレ・フォン・オルファース
訳:石井 桃子
出版社:童話館出版
税込価格:\1,595
発行日:2003年
ISBN:9784887502314
評価スコア 4.34
評価ランキング 15,155
みんなの声 総数 31
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 3月に読みたい絵本

    春はいきなりやってくるのではなく
    冬の終わりに土の中で少しずつ準備をし
    あるとき、虫や草花が一斉に春になって表に出てくることを
    ファンタジーの世界の観点から描いています。

    福音館書店のかがくのともなどで読む季節の絵本とは異なり
    春の訪れが物語になっているので、とても夢があります。

    その夢のある物語が、子供にしっくり来るようで
    5歳の息子の中にもストンと物語が入っていきました。

    「ねっこのこどもたちは、ふゆのあいだねていられていいなぁ」

    と言ってきた息子を見て、ねっこの子どもたちの存在をすんなりと受け入れており、そうしたものを信じられなかった幼少時代を送っていた私は羨ましく感じました。

    絵もとても丁寧で見ていて美しく、石井桃子さんの訳もとても美しい日本語の響きで読んでいて心地がいいです。

    かがくのともなどが好きな男の子にも読んであげてほしい絵本です。

    投稿日:2012/03/19

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    3
  • 今なら理解できる。

    この絵本は長男が4歳くらいのときに購入したものです。
    その当時は内容が難しいのと、淡々と地味な印象だったので、
    長男が好んで読むことはありませんでした。
    でも今なら理解できるかもと最近また読んであげると思ったとおり。
    内容をしっかり理解できたようです。
    本ってタイミングだなぁと思いました。

    投稿日:2011/06/10

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    2
  • 季節と自然と妖精と

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    金のりんごさんのレビューの「昔ハイクラウンチョコに入っていた、天使の絵のカード(知っている人いるかなぁ)に似ていて、やっぱり妖精の王道はこの絵なのねと納得してしまいます。」がとても気になり(^^ゞ 図書室にリクエストして、お借りしてました。

    なんともいえない!!この感じ。

    季節をこういう風に感じられる感性って、すばらしいし、こういう風に絵にするって、すごいです。

    ドイツの絵本?もしかして20世紀初頭の頃の作品?訳者の石井さんは101歳で亡くなりましたが、素晴らしい作品を訳してくださっていたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

    投稿日:2009/04/26

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    2
  • 春を迎える喜びを味わうこと

    ドイツのエルチゲビルゲ地方は古くから手づくりの木のおもちゃで有名ですが、数ある作品の中で、Blumenkindというかわいい人形があります。それがこの絵本の中にいます。寒さの厳しいドイツでは、春を待つ気持ちや希望をこのような形で表したのかもしれません。春を迎える喜びが、静かに、穏やかに描かれています。そして冬が近づくと再び土のおかあさんの所に帰っていく根っこのこどもたち。これはまた必ず次の春が来ることを約束していると思いました。100年近く前に描かれた絵本ですが、たくさんの色と香しいにおいとにぎやかな虫たちの鳴き声が聞こえてくるような絵本です。

    投稿日:2005/12/11

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    2
  • 春を待つ時期にちょうどよい本

    春を待つ時期にちょうどよい本だと思います。

    昆虫がたくさん出てくるので、昆虫好きなお子さんにも向きそうです。
    石井桃子さんの訳文が読みやすかったです。

    地面の下で人知れず子どもたちが春の準備をしてくれているというのは、とてもわくわく感があると思います。

    表紙は黄色と緑でちょっと地味ですが、多くのお子さんに手にとって読んでもらいたいです。

    投稿日:2009/08/10

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    1
  • 素敵!

    春の本を探していて、読んでみました。春を待つ、地下の様子が、ファンタジックにかかれています。なんともほのぼのと素敵なお話! 虫に春の色をぬったりするところが、特に好きだなあ、と。文章もきれいです。絵もとても素敵で、今の時期、ぴったりでした。

    投稿日:2023/03/11

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  • 私は根っこという言葉を聞くと心が熱くなります。私は20代の頃、若い根っこの会という交流の場に入っていたからです。そして会長である加藤日出男さんにとてもお世話になりました。だからこの本のタイトルの根っこは私の心を掴んで離さなかったのです。この本を読ませて頂いて、ひじょうに感動しました。これは何よりも心地よいファンタジーです。私はこの本を読みながら、このストーリーの世界にいつの間にか引き込まれていきました。生きていることが愛しい気持ちになります。何度も読みたくなるお話です。素晴らしい本だと思います。

    投稿日:2022/10/19

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  • 春の訪れを描いたファンタジー絵本

    私はどうも表紙の絵で絵本を選んでしまう傾向があり(子供たちも同じく。。)、絵が素朴だったり、色彩が豊かでないものは、あまり手にとっていませんでした。
    だけど、もっと色々な絵本を読んでみたいと思い、最近は今まで食わず嫌いだったタイプのものも読んでいるのですが、あぁ、なぜもっと早くに読まなかったんだろう。。と。
    特に強く感じたのが、こちら。
    子供も私も好きなファンタジー絵本でした。
    春が近づくと、子供たちが、土の中で、せっせと準備をしているのです。
    春の服を縫ったり、虫たちを洗って春の色を塗ったり。
    そして、寒くなるとまた土の中にかえって眠る子供たち。
    春が近づくと、こんな素敵なことが土の中で起こっているなんて思うとワクワクしますよね。
    日本の物語でいうと、いちごばたけのちいさなおばあさん、とかが好きな子なら、絶対に気に入るお話じゃないかなと思います。

    投稿日:2021/01/17

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  • 地面の下の子どもたち

    冬の寒い地面の下で、根っこはどんなことをしているのでしょうか。擬人化された根っこたちの活動と季節の移ろいが、見事に表現されていて、かつロマンチックです。
    科学的な絵本ですが、春への期待感が溢れていて、楽しい絵本です。

    投稿日:2020/02/12

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  • 春よこい!!!

    ドイツの絵本のようですが、これはもう万国共通ではないでしょうか!?
    春を待ちわびる季節に、そして春を感じる季節に読みたい本ですね。
    私は寒い冬が嫌いなので、こういう本で少しでも春を感じたいな〜とも思いました(笑)。

    投稿日:2020/01/09

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