毎日クローバーばかり食べているウサギ。
他にも何か食べたいなぁと思っていたら、
黒猫に 「さかな」 という食べ物を教えてもらった。
でもウサギは さかな が何なのかわからない。
いったい、さかなってなにさ!?
初版が1976年と知ってびっくり。
40年前の作品とは思えないほど、
色あせてない、とても可愛い絵本。
これまであまり、せな先生の作品は読んだことがなかったけれど、
この作品を見たのをきっかけに、他のせな作品も見るようになった。
ウサギは魚を見たことがないから、
魚がどんな姿、形、色をしているのかがわからない。
いろんなお友達に
「さかなって、なにさ」と聞くけれど、
みんな教えてくれることがバラバラ(^-^;
おまけに、
ウサギの頭の中では魚のベースが常にニンジン!!
だから例えば黒猫が
さかなは
めだまだって
あるんだよ
と言えば、ウサギが頭の中で思い浮かべるのは
ニンジンに目玉がついたもの なのだ(^^;)
ひねりがあって面白い設定だなって思う。
魚に会いたいウサギは、
最後は海にまで潜っちゃう。凄い行動力!
とくに海中の場面では、海の生き物がとてもカラフルで
見ていて楽しかった^^
ぜひいつか、低学年の子たちの読み聞かせで
使わせていただきたいと思います。