知っているお話ではありますが、高楼 方子さんの訳ということで興味を持って読んでみました。
わかりやすくて読みやすくて面白かったです。この本好きです。おすすめ。
翻訳のお仕事もいろいろと考えながら書かなければいけないのでたいへんそうです。本文ももちろんあとがきもよかったです。
大金持ちの娘で「特別寄宿生」として優遇されていたセーラ。ところが、父親がダイヤモンド鉱山の開発に失敗した挙句に亡くなってしまい、生徒ではなく下働きの身へ。
辛い境遇でも王女のようで親切であり続ける彼女。でもけっこう大胆なことを言っちゃっていることがありますねー。逆にうまく言えなかったこともあったり。
ミンチン先生の態度はたしかにひどいもので教育者としても少女にしていい態度とは言えないけれど。ミンチン先生のコンプレックス、嫉妬、セーラへの思いも分からないでもないです。
子供の時はもっとミンチン先生が滅茶苦茶な印象だったのだけれど、そこまで滅茶苦茶な人でもないかと思ったりも。