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さくらうさぎ自信を持っておすすめしたい みんなの声

さくらうさぎ 作:安藤 和津
絵:奥田 瑛二
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2002年4月5日
ISBN:9784895883344
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,515
みんなの声 総数 11
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  • 子育てをする母の気持ち

    奥田瑛二さん、安藤和津さんご夫妻の絵本です。
    「月のうさぎ」は主人公が ももちゃん。

    こちらのタイトルには さくらが入り
    お二人の娘さんのお名前かしら。。と思いました。
    子育てをされてきたお二人の想いが込められているのでしょうか、
    そんなことを想像しました。

    ピンクのうさぎ、金色のにんじんというのが
    キーワードだと思いますが、
    子育てをする中で
    なにか願いをひとつ叶えるとしたら
    何を望むのか。。
    そのことを考えさせられました。

    淡い色使いの絵は
    キャラクターのような可愛さとはちがうのですが、
    お話の雰囲気がとても出ていると思います。

    投稿日:2015/12/04

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  • ラピたちの願いがみんなに通じますように。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子5歳

    うさぎのポコットとラピは、かわいい子うさぎがほしくて、毎日神様にお祈りをしていました。
    「神様、心の優しい、お耳がピーンと長いかわいい赤ちゃんが、はやく生まれますように。」
    そして、ヒラヒラとふりそそぐさくらの木の下で、ラピは、空の神様にお祈りをしました。
    「どんなくるしいことも、つらいこともガマンします。だから、かわいい子うさぎをさずけてください。」
    ところが、ある日、突然ポコットが、旅に出ると言い出します。
    なんでも願い事がかなうという金色の魔法のにんじんを、どうしてもさがしにいくというのです。

    子供ができないうえに、ポコットがいなくなるなんて、ラピがかわいそう。
    なんて、切ない話だろうと思いました。

    ところが、ある日、ラピは神様が赤ちゃんをくださったことに気がつきます。
    そして、かわいい子うさぎが生まれました。
    さくらの花びらの色をして、目は、澄んだ空色をしていました。
    ポワンポワンと名づけられた子うさぎは、その容姿から、ほかのママうさぎたちから嫌われます。
    当然、友達もできません。
    さくら色の体がいけないのなら、ごしごしあらえば、とれるかもしれない。

    ポワンポワンの気持ちを思えば、とても悲しくなりました。

    でも、ラピはポアンポアンが大好きだし、ポワンポワンもママが大好きだから、こわいものはありませんでした。
    ある日、ポコットが帰ってきました。
    ポコットの手には、魔法のにんじんが、キラキラと金色に輝いていました。
    ポコットとラピは、なにをお願いするか考えました。
    二人が導き出した答えは・・・

    切なくて涙が何度も出そうになりましたが、最後は幸せになってホッとしました。
    みんながやさしくなれば、悲しい思いをしなくてすみます。
    ラピたちの願いが、世界の大人、子供達にも通じますように。

    投稿日:2006/01/25

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  • とても素敵な絵本

    有名人のご夫婦で作られた絵本なんて、読む前はあまり期待していませんでした、正直なところ。
    しかし、春を前にして季節的にもとっても合っていたし、大切なこと教えられた感じがしました。
    ポアンポアンのうさぎの両親の子供を思う気持ちが、とても上手に表現されており、6才の息子に親が子供を思う気持ちを教えることが出来ました。
    ピンクのうさぎなんて、ありえっこないけどとっても可愛い。でもどんなに可愛くても、皆と同じでなければ受け入れられない社会。人間の世界も同様です。
    安藤和津さんがとっても素敵なことを教えてくれ、その絵を優しく包み込むかのように奥田瑛ニさんが描き。感動しました。

    投稿日:2005/03/10

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  • 少し早かった

    芸能人が書いているということで話題の本だったので、読んでみましたが、3歳の娘には少し早かったようです。一人だけピンクのうさぎが周りからのけ者にされてしまうけど、お互いの違いを認め合うというお話です。「ピンクのうさぎかわいいのにどうして苛められるの?」と仲間付き合いがまだ未熟な娘にとっては誰もが友達で仲間はずれとは無縁な為、理解できないようでした。でも、みんな仲良くしなければいけないということは分かっているので、素直にかわいそうだと思っていたようです。もう少し大きくなって、友達付き合いも複雑になってきた頃に読めばとてもいいお話として受けとめられるかと思います。やさしい気持ちが育つ本だと思います。

    投稿日:2002/06/21

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  • 人にやさしくしたくなる絵本。

    • いがこさん
    • 30代
    • その他の方
    • 東京都

    「ピンクのうさぎさん、こんなにかわいいのに!なんでほかのウサギとちがうからっていじめられるの?」5才の桃(姪っ子)は、読み聞かせている途中でほんとうに、素朴な疑問をぶつけてきました。私も働いていた保育園で、すでに6歳児のクラスの子がで「あの子とは口きいちゃだめよ」とグループを作っていたことを思い出しました。「人ってみんな違うんだよ。好きなことも嫌いなものも、見た目も背丈も。でも、この世にはたとえば桃ちゃんはひとりしかいないから、桃ちゃんの弟の龍もひとりしかいないから仲良くして大切にしなくちゃいけないんだよ。」うさぎのラピがみんなと仲良くなったラストに姪っ子は一安心していました。

    投稿日:2002/05/21

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