「北風ふいてもさむくない」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

小学校低学年の子供の一人読みにも，無理なく読めて動物が出てきたりと楽しい本に思いました。
手編みのマフラーいいですね！
北風のふく季節でも，子供は外が大好き！
子供心をよくつかんでいる本に思いました。
秋〜冬にぴったりなお話です。

タイトルから、今の時期のお話と思い読んでみました。
やはり、あまんきみこさんのお話は、やさしくて、あたたかいですね。そして、西巻さんの絵もとってもかわいいです！
読み物をよみはじめた子どもさんに、マフラーと一緒に、クリスマスにプレゼントしてもよいかも、と思いました。

５歳長女に借りた絵本です。

かこちゃんがお母さんに編んでもらったマフラーをしてると、動物達がお母さんに編んでもらったマフラーをして順番に登場。みんなで歩いてると小さなお家から泣き声が。それはへびさんの泣き声でした。そこでかこちゃんたちは毛糸でへびさんの布団を作ってあげることに。

「私たちが作ってあげたんだよ」と言わずに、そーっと置いていくかこちゃんたち。優しい気持ちになれる絵本です。

冬のおはなしとしてセレクトしたのですが、
北風といっても、冬の初めの頃ですので、
クリスマス前がぴったりだと思います。
かこちゃんはお母さんに編んでもらったマフラーが嬉しくて、
すすきのはらへ出かけるのです。
途中、同じようにお母さんやお父さんに編んでもらったマフラーを巻いた動物たちも
合流するのですね。
北風吹いても大丈夫♪
なるほど、みんなの気持ちが伝わります。
後半は、冬眠前のへびの子たちとのエピソード。
かこちゃん大活躍というのが嬉しいです。
かこちゃん、ちゃあんと編み方を習っていた、というのが素晴らしいです。
毛糸のぬくもりが伝わってきて、心ほっこりでした。

北風が冷たい季節。
身も心もちぢこまりそうなこんな時、
ほっこりするおはなしを見つけました。

「北風ふいてもさむくない！」
かこちゃんは、おかあさんにマフラーを編んでもらいました。
ふわふわあったかで、北風ふいても寒くない。
きつねのこやうさぎのこ、ねずみのこも、
素敵なマフラーで、北風ふいても平気。
でも、へびの兄弟が、寒くて困っています。
かこちゃんたちは、どうしたでしょうか？

かこちゃんたちは、いいアイデアを思いつきました。
かこちゃんも、すすきのはらのお友だちも、
思いやりがあって、その優しさに、
こちらまで、心が優しい気持ちになりました。
もうすぐクリスマス。
かこちゃんたちにも、サンタさんが来るといいね。

やっぱり、あまんきみこさんの作品はいいな。
ますます、好きになりました。

新一年生に贈る絵本として、ランドセルブックシリーズの一冊です。