「かくかくかっくん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

厚紙のあかちゃん絵本はそろそろ卒業かな…なんて思いながら図書館で借りてみたのですが、１歳児ものすごく食いついています。
１回読んだだけで「かっくん」とマネするようになり、毎日毎日「かくかくかっくん」「せのたかいきりんさん」など、フレーズを暗唱しまくります。

読み聞かせの歳には、かっくんが空白を埋めるところがとくに好きなようで、すぐに指さして教えてくれます。
ダンボールを四角く切り抜いて赤色に塗ってあげたら「かっくん！！」と叫ぶしまつ。

あまりの熱の入れようなので、購入してしまいました。
卒業かなと思いつつ、やっぱり気にいった絵本は買っていつもそばに置いておいてあげたいなーなんて思ってしまいます。
このあとすぐに卒業されたら困りものなのですが。

これは、たのしい！
赤くて積み木のような　かっくん。
かっくんにごっつんこされた　ゾウ、イヌ、ヘビ、キリン。
なんだこれは！？まさかの姿！（笑）

その先の展開は、親子で「おぉ〜〜っ♪」
かくかくかっくん、かくかくかっくん。
音も楽しい。あかちゃん喜びそう♪♪

かくかくかっくん、かくかくかっくん。
大人＆7歳にも、“ぴったり”ハマりました！！

「かっくん」という四角図形が主人公。
動物たちと遊んで触れると、みんな図形になってしまうのです。
これは面白いです。
もちろん、もとの動物は識別できる優れた図形。
これだけでもなかなか感動モノですが、最後にはみんなが集まって、
パズルの完成！？
これは素敵です。
「かっくん」ならではの展開です。
計算尽くされた絶妙なバランスに惚れてしまいました。
「かっくん」の表情も絶妙です。
特に、「ぴったり」の表情が、もう最高です。
図形の感覚を育てる絵本としてもいいと思います。

かっくんは魔法の言葉「かくかく　かっくん」で
次々と動物たちをかくかくした形にしちゃいます。
ぞうさん、いぬさん、へびさん、きりんさん。

かっくんはこの遊びがだいすき。
最後には「よいしょ、よいしょ」とかっくんがどうぶつ達を集めて
おもしろいラストになっています。

「かくかく　かっくん」と言うと子供が笑ってくれるので、
我が家でも笑顔になる魔法の言葉になっています。