「スージー・ズー いやいやウィッツィー」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

いやいや期の子供たちにこんな風に接してあげられたら。そう思える絵本でした。確かにこんな時期はどの子供たちにもやってくるもの。だから親としては分かっていてもどうしてもイヤイヤがひどいと叱ってしまったり、疲れてしまったりして心に余裕がなくなってしまいますよね。この本を読んでちょっといやいや期の子を前に、深呼吸して毎日を楽しく過ごしてほしいです。

シリーズ作品で絵がゆかいそうで笑顔になります。
絵本に出てくるメンバーもだんだんどんな性格か
わかってきたように思えます。

細かなところまできれいな絵が描かれていて、
作者さんのきめ細かな思いやりを感じられます。

気に入ったことばが子どもにはありますね。
その子その子の大事な気持ちを尊重したいとも
感じることのできる作品でおすすめします。

いやだもん！って腕組みしているウイッツィも、なかなかかわいいですが、いつものなかまは、あれれ？って思っているみたいです。ウイッツィは、得意顔で楽しくてたまらない様子。
さて、こんな時はどうするのかな、ウイッツィは、いつの間にか
いやだもん！が治ってしまったみたいですよ。

どんな遊びに誘われても「いやだもん！」と返すことが、
楽しくてたまらないウィッツィー。

この展開は、みんなに仲間はずれにされてしまうのでは・・・
と心配していましたが、
そのようなお説教じみた内容ではなく
とてもほのぼのとするストーリーでした。

イライラすることなく、
「どうしたら いっしょに あそべるかしら」
と話し合う仲間たち。
うーん・・・優しい！
この広い心、私も見習いたいくらいです。

ブーフの機転は、
反抗期を迎えた子をもつ お母さんたちの
参考になるかもしれません。

なあんだ・・・・「いやだもん」って言うのが面白くてたまらなかったんだと知ったらウィッツィーがとても可愛く思えました。みんなが相手にしてくれるから余計に面白かったんだね！ウィッツィーと遊びたくてどうしたらと考えてくれるお友達がいていいなあって羨ましかったです。