「ユリシーズ・ムーア(6) ユリシーズ・ムーアと第一のかぎ」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

先に言っちゃいますと、どうやらこの間は最終巻ではなく、第1シリーズ最終巻。序章の始まりという感じの終わり方でした。
3人の冒険はまだまだ続きそうです。
第1の鍵のありかもわかりました。でもそれを持っていたのは…。これはぜひ、読んでから答えを見てください。

この第1シリーズで、一組のカップルが結婚式をあげました。そのカップルも個人的には結構意外な人でした。しかも、謎満載の人たちです。

ところで、物語に大きく関わってきた『プレスター・ジョンの庭』の世界って、過去じゃないんです。これはどこだったのかな〜。これからもまだこの物語に関わってきそうです。

また、すっごい鼻持ちならない悪党的な描かれ方をしてきたオフリヴィアの意外な一面が見れたり、その素性そのものも解き明かされて驚きました。

ところでこのお話には、いろいろな場所の地図もかなり重要アイテムになってくるのですが、本の中にはそういった場所の地図や、謎解きをするときにヒントとなる挿絵がたくさんついています。
なので、読み進めていくと、本そのものが1つの物語を形作っているんだな〜と、感動します。
ぜひ、たくさんの子どもたちにも読んでほしいです。
お薦めh小学校高学年から中学。高校生！
どうもシリーズの先は長そうなので、試験前などにうっかり読むのは気を付けましょう！