「ママはやくかえってきて」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

ママがいないときの子供の寂しさは
計り知れません。
それがまた夜だとなおさらでしょう。
でもママも働かないといけないし
この時間しか買い物に行けない。
子供も十分わかっているんですよね。
子供にとってママはすべてです。

私は専業主婦ですが読んでいて寂しくなりました。
働くママさんにはぜひ読んでもらいたいです。

残業して帰宅、夜ご飯は冷蔵庫の中で適当に済ませたけど
明日の朝ごはんが何もない！ってときは
私も寝かしつけてからひとっ走りすることあります。

働くママと娘アリスのお互いを大切に思うお話でした。
夜になってスーパーへ行ったママの帰りを待つアリス。
あー、我が子もアリスみたいに私の帰りを待っててくれてるんだな
って思いウルっときました。
「もう、帰りが遅いよー」って娘たち。
我が子もアリスのママの帰りを待ちわびていたようです。

アリスのけなげさが愛おしいです。
ママが好きだから、聞き分けよく、ママを安心させようとするアリス。
隣には大好きなくまちゃんがいて、部屋の中にはたくさんのお人形や
ぬいぐるみたち。
それでも、ママがいないと寂しくて眠れないのです。

青い表紙が寂しさをより際だたせていて、もう手に取る前から
心臓がドキドキでした。
でも、ちゃんと裏表紙にアリスの笑顔が描かれていて、
このアリスがいるからママが頑張って、ママが頑張るからアリスも
頑張れるんだなあと思いました。

母親の帰りを待ち焦がれる女の子のお話です。お仕事でいつも忙しいお母さんを理解しつつ我慢しているいじらしいアリスちゃん。子供ってどこの国でも母の帰宅を待ち焦がれるのは一緒なのだなと思えました。うちの子も私がゴミだしに言っている間お留守番できるというから言ったら玄関の戸をあけて前に座っていたのを思い出してしまいました。普段あまり気にしませんが娘にとって母親というのは安心そのものなんだな思えます。

アリスのママが、夜、買い物に出掛けていきました。アリスはくまのぬいぐるみを抱きしめ、ベッドに入りましたが、淋しくて眠れません。「ママは、もうスーパーについたかしら？」「ママはスーパーで、あたしのだいすきなチョコバーをかっているのかしら？」ぬいぐるみに話し掛けますが、淋しさは増すばかり…。
アリスはママと二人暮らしのようです。アリスは、ママがこんな時間に買い物に行かなければならない事情を、自分なりに理解しようとしています。淋しさにこらえながらひたすらママを待ち続けるアリスを、抱きしめたくなりました。寝ていなさいと言った娘が玄関まで出てきてしまったことを叱らないママも立派だなーと思いました。
スーザン・バーレイの優しい絵は、アリスを包み込むママの温かさにぴったりです。子どもの“ママ大好き！”がいっぱいつまった絵本です。