べんとうべんたろうが、大好きなエリーゼのために、
美味しいお弁当を作ります。
まずは美味しいごはん。
美味しいごはんは、美味しいお米から。
日本の「田園」に、「ダダダダーン」と飛んでいき、
収穫から炊き上げて、美味しいごはんの出来上がり〜。
次は、おかず。
おかずといえば、たまごやき。
たまごをゲットするために、ロシアの「はくちょうのみずうみ」へ。
ロシアの湖に、「ダダダダーン」と飛んでいき、
はくちょうのたまごをゲット。
美味しいたまごやきの出来上がり〜。
といった感じに、次から次へと材料をゲットして、
お弁当が完成していきます。
ちょっと待って!
よくよく読んでみると、チャイコフスキーのお茶だったり、
ショパンのパンだったり、ウィーンのウィンナだったり、
しらすぼしの星にギョウザの星座!!
そう、これはどうみてもだじゃれです。
だじゃれで弁当を作ってる!
そういえば、べんとうべんたろうも、ベートーベンに似てない?
そうしたら、この「ダダダダーン」の発音も違ってくるよね。
酒井絹恵さんの絵は、とても元気が出る絵で、
まさに、お話とぴったりです。
こんな風に、楽しんで弁当が作れたらいいよね。
読み聞かせには、小学生くらいのお子さんの方がいいかもしれません。